
NIKON COOLPIX 3200
なんか、最近Nikonばっかり買っているような気がします。
そういえば、Nikonって最近こういうデザインないですよね。
Lシリーズが一番近い感じはしますが、こういうコロコロしてる筐体が結構好きです。
公開日時:2009年5月29日
追記日時:2015/8/12
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COOLPIX 3200は、2004年2月に発売された320万画素のデジタルカメラです。
この時代で300万画素ってちょっと少なめなような気もしますが、
高画素化による弊害を受けていないだけ、画質の方は期待できるようです。
エントリークラスですので、現代のCOOLPIXシリーズだとLシリーズに当たるわけですが、
そこまで出来損ないな感じはないので非常にお買い得なモデルだったのではないかと。
現に、発売当初から2万数千円で手に入ったモデルみたいですしねw
ちなみに、購入価格2100円。
今まで1コインデジカメばっかり買ってきたので、正直・・・高い・・・ですが、一目惚れしてしまったので仕方がありません。


追記:2015/08/12
スペック
■センサー・仕様/TCP1.02 | |
センサーサイズ/センサー | 1/2.7型CCDセンサー(原色フィルター) |
画素数 | 320万画素 |
映像エンジン | 記載なし |
液晶 | 1.6インチ低温ポリシリコンTFT液晶(8万画素) |
オートフォーカス | コントラスト検出方式 |
ISO感度 | 50 |
■レンズ性能 | |
焦点距離(35mm換算) | 38-115mm |
F値 | F2.8-4.9 |
ズーム倍率 | 3倍 |
レンズブランド | ZOOM NIKKOR |
最短撮影距離 | 4cm |
手ぶれ補正 | x |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SDカード |
使用電源 | 単3乾電池x2 |
動画撮影機能 | 320x240 |
記録形式 | 調査中 |
音声記録 | ◯ |
録画時間 | 調査中 |
顔認識 | x |
Wi-Fi | x |
GPS | x |
防水 | x |
防塵 | x |
追記:2015/08/12/以下、追加画像
・デザイン・メカ・インターフェイス
奥行きがありますが、横幅は狭いので、
結構小さく見えます。
そして、先に記載しましたが、コロコロして可愛いデザイン。
使用電池はもちろん単三乾電池2本なわけですが、
電池室の分はおなじみのグリップになっているので、
握りやすくていいです。
更に、電池ボックスは折れにくい構造になっているので安心です。
SDカードスロットは手でフタを開けるタイプ。
これがちょっと硬い感じはしますが、
電池と別になってないだけマシ。
欲を言えば、バネを付けていただきたかったのですがw
ちなみに、SDカードは2GBまでいけましたが、
相性が出やすいらしく、TrancendやPQIのSDカードでは動作が極端に遅くなったり、何枚か撮影したらエラーがでて記録再生が出来なくなってしまうなどの弊害で出ます。
一応、ハギワラシスコム/東芝チップでは大丈夫です。ってかまぁ当たり前なワケですけど。
そして、この頃では珍しい内蔵メモリを搭載。
それが売りになってますが、300万画素時代なら16MBの内蔵メモリはうれしいかもしれないですね。
ボタン配置はシンプルかつ、Nikonではおなじみですね。
モードダイヤルや、ファインダー横のAFインジケーターなども。
AFのインジケーター、これ結構便利ですw
ちょっと残念な仕様としては、
ファインダー内に埃がたまりやすい。
IXY並に、というか、コンデジのファインダーって埃が入りやすい機種って多いですよね。
まぁ、使う人も最近少なくなってきているので気にしないでしょうけど。
そしてPCとの接続は現行COOLPIXと同じ端子ですw
・機能・仕様
追記:2015/08/12/以下、追加画像
動作自体は結構早いです。
電源を入れてから撮影可能まで3秒程度。
が、初期状態では5~6秒ぐらいかかります。
何故起動時間を延ばしてまで起動画面を表示させたいか。
でも、この世代のデジカメって大体そうですよね。
メニューのインターフェイスは正直使いづらい。
メニューを出すと液晶ファインダーが使えなくなるのはいいとして(メニューの背景に外の画像が出ないって事ですw)
何故か項目が3ずつしか出てこない。
それに、普通なら項目を選んで決定ボタンを押すと前の画面に戻るはずなのに戻らない。
左ボタンをおして、前のメニューに戻る感じで、
決定ボタンを押しても別に何も起こりません。
そこらへんの仕様がAVOXっぽい。
ただ、何故かP5100とは違いフラッシュ設定やマクロなどの設定値を電源切っても覚えてくれるのがありがたいですw
あと、細かいところですが電池式のデジカメの多く(古めの機種)は電池を抜くと設定リセットはされないまでも、時刻設定などが初期設定に戻ってしまうのですが、
これはちゃんと保持してくれてました。
液晶の質は最悪で、
ピントの山もつかめません。
色が判別できる程度の代物ですね。
そして、何かがある毎にノイズが出たりするので、
ひょっとすると経年劣化で死にそうなのかもしれませんw
・画質・撮影
問題点は、ISO感度が50固定なため、
曇りの日ですら手ぶれしやすくなること。
NIKONでおなじみのBSSは付いているので、
まぁ、何とかなると言えばなる感じです。
ちなみに、BSSとは最大10枚連続で撮影して、
一番ぶれてないのが自動的に選択される機能です。
あと、シーンメニューを使うと露出補正などの設定が使えないとか。
細かいイライラ点もあります。
AFはマクロ域ではP5100よりもちょっとだけ賢い感じがしますが、
それでも液晶がだめだめなためピントが合っているのかよく分からないです。
とりあえず、4cmマクロとマクロに強い機種ではあるので、使えます。
画質に関してははまればびっくりするほど高精細な画質が出てきます。
それはP5100,というかNikonのカメラ特有で、
エントリークラスでここまでできていいの?!
という位の出来です。
残念ながら、購入したこの機種は中央付近にCCD画素欠けがあるため、
場合によっては目立ってしまいかなしくなりますが、
この機種は現役でまだまだ使えると思います。
マクロ凄いなーと。
そして、色も鮮やかで使ってて面白い機種だと思います。
その他の写真はこちらにございます。
コメント
これジャンク箱に袋に入れられて800円で転がっていました。
ジャンク理由は「年式が古い」からw
以前これと同じような形で2CR5を使用するタイプがありましたがスルーしてしまい気になっていたので買ってみました。
そのオフは中古コンデジでもかなりアバウトな価格(FinePix F200EXRが完備で3000円)なのであるのかもしれませんが。
動作速度はメモリーの容量の影響をうけまくっているみたいです。32MBのMMC、8MBのSDカードでは結構速かったですが2GBのTOSHIBA SDカードにすると約5〜10秒…フラッシュチャージに3秒
撮影枚数は1838枚(リセットされていなければ)とかなり使われていなかった様子
個人的にはF300EXRあたりが気になっていますがどうなのでしょう。
まぁ、この世代なんでゴミみたいな価格で売られていることが多いですね。
まだ使えるといっても、
現在のパソコンの解像度からするとだいぶ厳しいところだと思います。
F200EXRが3000円というのは相当お買い得ですね。
その当時、2GBのメモリは天文学的な数字でしたからね。
いちいちメモリの容量を確認しているのが遅くなる原因ですかね。
撮影枚数に関しては、連写しなければそのぐらいだと思われますw
F300EXRはなかなか面白い機種でしたね。
F200EXRほどの衝撃はなかったわけですが。
ただ、新品でもだいぶ安いF820EXRとくらべてしまうと、
イマイチお得感のない世代です。