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{メ}PowerShot A50

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Canon
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Canon・Powershot A50
実は、キヤノンのカメラを買うのはこれが初めてだったリします。
昔はちょっとアレでしたが、今はキヤノンさえ選べば絶対満足できる位の製品を出してますからね。
じゃじゃ馬好きな人としては中々選ぶことはありませんが、たまには使ってみることにしました。

DSCF0241.jpg
Powershot A50は、1999年3月に発売された133万画素のデジタルカメラです。
上の方でちょっと言ってましたが、「アレ」な頃のキヤノンでして、
まぁアレというか、あんまりデジカメに力を入れてない頃のキヤノンの商品ということですけども、
果たしてどうなのか、気になるところですね。

購入価格は980円ぐらい。
DSCF0242.jpg
DSCF0243.jpg

・デザイン・メカ・インターフェイス
真四角、そして重いw
当時の価格は8万円ですが、(当時としては)大して高くは無いはずなのに、
この高級感あふれるデザインは流石キヤノンという感じですね。
こんな筐体でありながら、ボタン数が少ないというか、
十字キーがないので液晶右側が非常にスッキリしてますね。

上の方にボタンが集中しているのはフィルムカメラみたいで、それもそれで面白い。
電源スイッチが無いですが、モードダイヤルの「L」というところがそうみたいです。
最初どこか分からずやきもきしていましたが、
確かに、「P」だとプログラムオートと被りますからねw

使うメディアはありがたくCFです。
ですが、CFカードスロットのフタが途中で止まってしまい、ちょっと気持ちよくないですね。
もっと勢いよく開いて欲しいです。
京セラの機種全般はそこのところがいいですねw
バッテリーのフタはしっかりしてますし、
バッテリーロックのレバーがあるのもいいですね。
デジカメでバッテリーロックがあるのは初めて見たかもしれません。

液晶は2インチのポリシリコンTFT。
この世代でこれはありがたいですね。 ・・・って毎回言ってますが、
Finecamユーザーが長かったせいか、2インチって結構多いんですね、びっくりです。

残念なのは操作性が悪いこと、
そして、ボタンが押しづらいことですね。

レンズバリアーが自動スライド式なのも結構面白い。
LUMIX F1なんかもそうでしたけどね。
・機能・仕様
立ち上がり、というか全体的にもの凄くもっさりです。
「もっと本気出せよ」って感じですね。
起動は8秒前後。
こまるのは、液晶を切っていると「いつシャッターが切れたか」が全く分かりません。
一応LEDは付いてはいるのですが気づかない。
それに、シャッターボタンの押し心地も悪く、本当にシャッターが押せているのかすら分かりません。

でも、液晶はこの世代では中々高精細で、外でも割とみれます。
ちょっと青っぽいですけどね。

ちなみに、CFは2GBまで認識しました。

で、このデジカメの最大の欠点は、
遅い以前に、バッテリーです。
単三電池じゃ無いですね。
で、一応バッテリー(NB-5H)が使えるのですが、
何故かこのデジカメ、というかこの頃のキャノンって、
バッテリー及び充電器が別売りなんですよね。
本当何故かわからないのですがw

その代わり、充電池ではなく、「リチウム電池」が使えます。
2CR5というキャノン製一眼レフカメラでもよく使われている電池なのですが、
これ、意外と高いんです。
ヨドバシカメラで1050円でした。

しかも当然充電はできないのですが、
だからといって今、この機種のためだけにバッテリーと充電アダプタをかうのもなーと。

まぁ、電池が入手出来るだけでもいいですけどねw

・画質・撮影
画質は結構がんばってます。
ダイナミックレンジの狭さを味付けでごまかしているみたいで、
油絵みたいな画像になりますが、ソレがソレで新鮮。
僕の知ってるキャノンの絵にはなってますw
でも何でしょう、
撮ってて凄く楽しいです。
もの凄く楽しいです。
遊び心を刺激するというか、なんでしょう?
今まで触ったデジカメにはない、撮影する瞬間が凄く楽しい、そんなカメラでした。

画像
AUT_0810.jpg
AUT_0812.jpg
AUT_0816.JPG
AUT_0832.JPG

写真というより絵ですね。

その他の写真はこちらにございます。

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