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デジカメレビューソニーCyber-shot DSC-T5
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その昔、
大枚はたいてDSC-T700を購入したこともありましたが、
レンズ性能は微妙だけど妙なあこがれがあった機種です。
T5は割りと地味といえば地味な機種でございますが、
Tシリーズらしいデザインでございます。
SONY Cyber-shot T5 は、
当時の販売価格は4万円前後です。
スペック
■センサー・仕様 | |
センサーサイズ/センサー | 1/2.5型CCD |
画素数 | 510万画素 |
映像エンジン | リアル・イメージング・プロセッサー |
液晶 | 2.5インチ クリアフォト液晶(23万画素) |
オートフォーカス | コントラスト検出方式 |
ISO感度 | 64-400 |
■レンズ性能 | |
焦点距離(35mm換算) | 38-114mm |
F値 | 3.5-4.4 |
ズーム倍率 | 3倍ズーム |
レンズブランド | カールツァイス バリオ・テッサー |
最短撮影距離 | 8cm |
手ぶれ補正 | なし |
■基本仕様 | |
仕様メディア | メモリースティック Pro Duo(4GBまで対応) |
使用電源 | NP-FT1(インフォリチウムTバッテリー) |
動画撮影機能 | 640×480/30fps |
記録形式 | MPEG |
音声記録 | ○ |
録画時間 | 制限なし |
だいぶ近代的な感じになってます。
・デザイン・メカ・インターフェイス
Tシリーズのリファレンスモデルというべき感じの、
Tシリーズっぽさのあるシンプルなデザインでございます。
メッキが施されている筐体はは軽量ではありますが、
あまり高級感は無いですね。
巨大なレンズバリアーがアイデンティティーでありますが、
背面に目をやると、既に完成されたインターフェイスでございます。
特筆することは・・・特にないですね。
開けてみました。
カールツァイスロゴが消極的です。
だから下部にシールが張ってあるのでしょうか。
背面はもはや完成形でございます。
ここに行き着くまでが長かったのです。
上部。
さり気なくかっこいい
底部
日本製。
ポートリプリケータタイプになっております。
蓋一つとってもなかなかかっこいい
光学3倍ズーム
このシールが台無しです
・機能・仕様
起動は3秒程度とそこそこ速いです。
ジェットスタートというほどではありませんが・・・
UIはだいぶ成熟された時代のものですが、
現在のものに切り替わる前のものですので、
当時としてはだいぶ枯れたUIでございます。
個人的には使いやすいです。
液晶は今の水準で見ると若干荒いですが、
外でも見やすいです。
そして、なんといってもインフォリチウムバッテリーですので、
バッテリー残業が分単位でわかるギミックもいいですね。
あてになるかどうかは別として。
この辺りになるとバッテリーの持ちも悪く無いですし、
操作性の面でも不満がなくなってくるので悲しいというか、いい時代というか。
●AF・画質
AFは速いですが、
マクロ域はかなり不満が残ります。
発色はよくも悪くもソニーでありますが、
安定しないですね。
割りと記憶色に忠実でありながらあっさりとした感じですが、
青みが独特でございます。
しかし、紅葉などの鮮やかな被写体の場合はカラーバランスが破綻して相当不自然になる感じです。
この世代のエンジンかつ、極小センサーなのでしかたがないところですが、
ダイナミックレンジも狭いですね。
レンズは屈折光学系ということで、
周辺は不利になる嫌いはありますが、
あまり目立ちません。
色収差は起きやすい気はしますが。
ということで、
ちょっと不満点はあるにはありますが、
おさんぽカメラとしては悪くないのではないでしょうか。
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