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デジカメレビューパナソニックLUMIX DMC-GF6
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GF1から時代を経て、
エントリー機を守り続けていた機種でございます。
GF6でだいぶ思い切った進化をしたわけですが、
それが、賛否両論なわけでございます。
これも、全く興味のなかった機種でございましたが、
何故か入手してしまったのです。
2013年04月に発売された1800万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格はボディのみで49700円前後です。
購入価格は事情により非公表です。
ものすごく安くなってしまった機種でございます。
後継機はでるんでしょうかね・・・
スペック
■センサー・仕様 | |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
センサーサイズ/センサー | 4/3型LiveMOSセンサー |
画素数 | 1668万画素(有効画素数1600万画素) |
映像エンジン | 新開発ヴィーナスエンジン |
液晶 | 3インチ/TFT液晶搭載/静電容量方式タッチパネル/チルト液晶(104万画素) |
ファインダー | x |
オートフォーカス | コントラスト検出方式 |
ISO感度 | 160-25600 |
シャッタースピード | 1/4000〜60秒、バルブ非対応 |
連写性能 | 4.2コマ/秒 |
手ぶれ補正 | x(レンズ側) |
Wi-Fi | ◯(NFC対応) |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SD/SDHC/SDXC |
使用電源 | DMW-BLG10 |
動画撮影機能 | 1920x1080/60i |
記録形式 | MPEG4/AVCHD |
音声記録 | ◯ |
録画時間 | 制限なし(AVCHDの場合) |
バルブに非対応だったりと、
この手のカメラとしてどうかという部分はありますが、
わりかし高性能だと思います。
・デザイン・メカ・インターフェイス
前機種、GF5から液晶がチルト液晶になったり、
そもそも、タッチパネルが感圧式から静電容量方式になっていたり、
WiFiに対応したりと色々と進化点はあるのですが、
何故か、本体がものすごく厚ぼったくなってしまいました。
これがなかなか不格好に見えるのですが、
前向きに捉えれば若干持ちやすくはなっているのかもしれません。
フラッシュを内蔵しているのはいいとして、
アクセサリーシューが省かれているのが個人的には残念です。
とはいえ、モードダイヤルまで削除されていた頃のGFから比べると、
拡張性という点ではマシといえばましです。
入門機、サブ機としての位置づけの高い機種なので、
ダイヤル類も省かれてだいぶ簡略化されています。
それは賛否両論というところではありますが、
個人的には厚ぼったくなってしまった事が残念でなりません。
あ、ちなみにどうでもいいですが、
液晶はかなり可動するので、
自分撮りも可能でございます。
上部はスッキリ。
ルミックスのアイデンティティであるON/OFFレバーもしっかり装備。
そして、iAボタンも当然あります。
背面がだいぶ削れていますが、
日本製でございます。
確か、今は中国製に切り替わっていると思いますが・・・
動画関連では、
フルHDではプログレッシブ記録ができなくなっただけでなく、
マイク入力も省かれています。
NFCを搭載したから厚ぼったくなったという説もありましたが、
ソニーが薄くてNFCなミラーレス一眼を登場させたので結局良くわからなくなりました。
背面は凄まじくスッキリ
・機能・仕様
起動は1秒程度とだいぶはやく、
当然、立ち上がってからはだいぶ安定して撮影することが出来ます。
初心者向けの配慮もあり、
特に、iAボタン(おまかせオート)がモードダイヤルから独立しているため、
iAボタンを押せば、モードダイヤルをどんな位置にあわせていてもおまかせオートで撮れる機能や、
シーンモード等、写真の用語を一切使わず、
文章でどんな撮影ができるか。という事を教えてくれたりと、
その辺りはなかなか、他のメーカーにはない配慮があります。
という辺りはLUMIX G6で書いた部分の焼き直しですが、
この機能こそGF6にあるべき機能だと思いますね。
操作自体はコンデジライクでできるため、
何故かG6よりも操作しやすいのは皮肉なのですが、
やはり、絞り、シャッタースピードの変更はかなりかったるいです。
Pモードで使ってねというメーカーのメッセージを感じます。
UIは相変わらず使いづらいですが、
その辺りを求めるカメラでは無いと思いますね。
液晶は程よくキレイで大きいので、
見やすいです。
バッテリーの持ちは1日使うと多分不満が出てくるとは思いますが、
サブ機のサブ機として使う分には十分なのではないでしょうか。
●AF・画質
更に、ローライトAFという機能があり、
暗いところでも速度を犠牲にして精度の良いピント合わせができる機能がついております。
露出も悪くなく、
なかなかインテリジェントな感じでございます。
というところもG6と同じでございますが、
基本的にはAFはタッチパネルで合わせたほうが楽です。
というよりも、それを前提として作られている感じがします。
実は、G6とはセンサーが異なり、
こちらはソニー製のセンサーを採用しているという噂もちらほら聞きます。
そのため、高感度耐性はこちらのほうが若干いいようです。
ミラーレス一眼としてはやや不満の残るつくりではありますが、
割りきって使うと非常に良い機種だと思います。
おさんぽカメラで本格的な画質を楽しみたいという方にはおすすめできる機種でございます。
作例は全てM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZで行っています。
コメント
M.ZUKO 12-50mmの画像がこちらに…
こちらがGF5との使用感が近いと思うのですが普通にメーカー違いでも綺麗ですね。これ以上リサーチしても良さげな今まで挙げたレンズなどが見つからなかったらこのM. ZUKO 12-50mmを購入します。
画質は多分そんなに変わらないと思います。
サードパーティ製レンズと同じくプロファイル補正は行われないようですが、
それでも、一応統一規格ですので、
レンズのポテンシャルは引き出せているとは思います。
是非ともご検討ください。
ありがとうございます
結局LUMIX G 25mm f1.7に決定しました。手振れ補正が無いですが欲しいときはPENで使えば良いし、高速AFに明るい単焦点が理由でしょうか。何より安ズイコーは体験済みなので安Gレンズを使ってみたいというのもありまして… シグマは明るさ的に魅力が薄くなっている気がするので60mmを格安中古で見かけたら買ってみるかもしれません。
交通の便は予約新幹線、鹿児島本線の在来線、西鉄高速バスと非常に良い状態で天神・博多あたりまで行けるのですが片道2800円程度以上かかってしまうのが難点です。高速を使っても片道3000円でガソリン代と中古購入ならば往復分の価格で数グレード上げれそうなくらいかかってしまうのです。110kmほどあるので仕方ないのですが。
25mmのF1.7ですか。
非常にいいレンズだと思います。
よかったですねw
まぁ、F値も明るいので、手ぶれ補正はいらないと思います。
シグマの3兄弟はDPシリーズのレンズですから、
F値を頑張っていない分非常にいいレンズです。
60mmも面白いですが、
換算120mmなので若干使いづらいレンズですね。
確かに、お値段がネックですね。
110キロだと地元からだと相当遠くにいけますので、
やはり、割りと遠いですねw
結局この頃悩んでさらにLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7を買い足しましたが、広角っぽい標準画角?ということで被り気味な感じです。GX7mk2と同時に買ってつかってますが解像度番長なレンズではなく雰囲気描写的なものでしょうか。
となると当時さらに検討していたシグマDP系がさらに遠のき…
いいレンズを買われましたね。
30mmは割と面白い画角ですよね。
ライカの割にお値段もお買い得ですし、
そこそこボケもきれいなレンズだと思います。
開放ならまだしも、ちょっと絞れば結構解像力がありそうなレンズですね。
DPは最近フォトショで現像できるようになったのでぐっと敷居が下がりましたが、
やはり、おおらかな気持ちで使わないといけないカメラですね。
自分も興味がありますが、なかなか。