![]() |
デジカメレビューDIGIGR8DV182F
|
DIGIGR8という名前なので、
どことなく、ロシアンな感じがするなーと思い、
ソ連時代のカメラはよく目にするのに、
ロシアンなデジカメってあんまり見かけないなーなんて思っていていた今日このごろに、
このようなカメラを発見してしまったためウキウキしておりました。
なので、偏見でロシアンカメラっぽい写真を撮ってみましたが、
これ、ただのガーリーフォトや
でも、調べてみたらどうも、
アメリカに本社を持つ量販店、ラジオシャークのブランドの1ブランドっぽいのです。
ちょっと残念。
でも、情報がないのです。
2005年頃に発売された200万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は不明です。
購入価格は1575円
スペック
■センサー・仕様 | |
センサーサイズ/センサー | CMOSセンサー(センサーサイズ不明) |
画素数 | 200万画素(画素補完で310万画素撮影可能) |
映像エンジン | 記載なし |
液晶 | 1.5インチ/TFT |
オートフォーカス | x |
ISO感度 | 100 |
■レンズ性能 | |
焦点距離(35mm換算) | 不明 |
F値 | F2.8 |
ズーム倍率 | 単焦点レンズ |
レンズブランド | 記載なし |
最短撮影距離 | 20〜30cm |
手ぶれ補正 | なし |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SDカード(512MBまで使用可能) MMC |
使用電源 | 単3電池2本 |
動画撮影機能 | 320×240/10~20fps |
記録形式 | AVI |
音声記録 | ◯ |
録画時間 | 制限なし |
はたまた錯綜しているのか、
自分の個体では512MBまでが限界でしたが、
ネットの情報では2GBまで対応を謳っていたり、はたまたSDHCに対応していたりと、
よくわからない素性でございます。
・デザイン・メカ・インターフェイス
DVと書いてあり、
ビデオカメラのような筐体からして一時はやった激安ビデオカメラの一種でございます。
横開きの液晶画面を開くと、
無造作にならんだボタン配置もそれっぽいです。、
質感は非常に安っぽく、おもちゃなのですが、
それでいて液晶を開くときはかなり硬く力ずくで開ける必要があり、
開いたところでボタンは非常に押しづらく、並びも最悪です。
持った持ったで、
どういうふうに持てばわからないぐらい握りづらく、
シャッターボタンの位置からなにまで、扱いづらいことうけあいです。
マクロ切り替えは前面のレンズをひねって対応しますが、
機械がわにモードの認識がなく、
特に液晶に何も表示されるわけではありません。
電池蓋もかなり折れやすそうで、
なかなかうまく閉まらないなど、
ちょっと工作精度に難がある逸品です。
意外とかわいい誇らしげに書いてある310万画素は、画素補完です。
本当にガラスレンズなのでしょうかね
デジタルズームですけどね
中国製
少なくとも3箇所にあります。
・機能・仕様
起動は6〜7秒ぐらいどだいぶ遅く、
起動してからも非常に不安定でボタン操作を受け付けなかったり、
電源が切れてしまったりします。
なお、1GB以上のSDカードを入れても動くものの、
電源を切ると記録したデータを全部飛ばしてしまうみたいで、
読み書きできなくなって使い物になりません。
UIの操作性は最悪で、
ただでさえ操作しづらいボタンなのに、
並び順も分からなければ、
ひとつ設定したら最初に戻ってしまったりと、
なかなか困難です。
撮影すると10秒ぐらい記録に時間がかかったりするのはお約束といったところでしょうか。
液晶は屋外では全く見えず、
電池の持ちはいいのか悪いのかわかりません。
動画性能はなぜか未検証ではありますが、
解像度的に推して知るべしというところでしょうか。
●画質
AEはアンダー目に暴れます。
全体的にノイジーなのと、
コントラストが低く、かなりローレベルなトイデジといった感じです。
そして、シャッタースピードを極端に遅く設定しているのか、
CMOSセンサーの読み込みが猛烈に遅いのかで、
特に意図してなくてもぐんにゃり写真になります。これはこれで面白いのかもしれません。
レンズせいのうも微妙で、
画角が対して広くないのに周辺光量落ちや周辺の激しい流れが見られます。
まぁ、トイデジカメとして割り切ればこんなもんなのかもしれませんね。
時計の消し方が撮影中には分からず、
乗りっぱなしになってしまったのが残念です。
デジタルズームx1.4
デジタルズームx1.7
コメント