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デジカメレビューソニーCyber-shot
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その当時、
Cyber-shot W1を買うかこちらを買うか散々迷ったのですが、
結局W1を購入しました。
性能自体はW1と対して変わらなかったのですが、
価格差があったような気もします。
その前に使っていたのがFinecam S5Rだったので、
液晶が小さいカメラはもう嫌だ!
ということでW1を買ったのかと思います。
憧れだったんですよね
まさか、どちらも手にすることになるとはその当時は思いませんでしたね
2004年04月に発売された530万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は5万円前後です。
購入価格は2000円
流石に厚ぼったくはなくなるようです。
スペック
(原色フィルター)
・有効画素数510万画素
・映像エンジンは記載なし
・液晶は1.8インチ(13.4万ドット)
・オートフォーカスはコントラスト検出方式
・3倍ズームレンズ
・Carl Zeiss バリオ・テッサーレンズ搭載
・F値はF2.8-5.2
・最短撮影距離は6cm
・ISO感度は100-400相当
・駆動はリチウムイオン充電池(インフォリチウムR)を使用します。
・手ぶれ補正なし
ついに500万画素時代に到来しております。
・デザイン・メカ・インターフェイス
Pシリーズの特徴は抑えつつ、
だいぶコンパクトになっております。
現在の若干大型化したコンパクトデジカメと並べてみると、
割りと小さく感じますが、
当時の薄型、小型軽量化がブームになりつつあった市場では、
徐々に魅力が失われつつあった事は事実です。
とはいえ、
洗練されまくったPシリーズなので、
持ちやすく、フィット感もなります。
液晶の小ささが悔やまれるところですが、
小型、軽量化を考えるとしかたがないところなのかもしれません。
背面ボタンも大きくリファインされており、
ようやくカーソルキーと決定キーの位置が定まりました。
バッテリーはインフォリチウムCではなくなっていますが、
これにより薄くなっていると思えばいいのでは無いでしょうか。
P3桁になっている通り、
今までのPシリーズとは形は似ていても全く別物といった感じですね。
いい意味で。
インフォリチウムRバッテリーを採用
日本製
電源ボタンが盛り上がっています。
大きく変わった背面
バリオ・テッサーレンズを搭載します。
・機能・仕様
起動、終了は早く、
UI周りもかなり洗練されています。
まさに、この当時のサイバーショットの完成形であり、
今でも新鮮にサクサク操作が出来ます。
液晶もだいぶ見やすく、
屋外でも見やすいのは流石ですね。
バッテリーの持ちも悪く無く、
大きな欠点は無いです。
●AF・画質
AFは早く、
食いつきはなかなかのものです。
勿論、当時の水準でございますが、
現在にも通用すると思います。
画質に関しては、
決まればなかなか良いですね。
デザイン的に若干持ちづらい事と、
高感度が弱いので、
手ブレに注意といったところでしょうか。
発色はソニーにしては若干渋めではありますが、
その独特さがなかなかいいと思います。
上記の通り、
高感度が弱いのと、
白飛び、黒つぶれが起きやすいですが、
そこはしかたがないところだと思います。
レンズはCarl Zeissを名乗っているだけあって、
割と優秀なのではないでしょうか。
コメント
ボヤーッと写ることが多いのでレンズカビなのかと思ったら、もともとそういう機種みたいですね。レンズもセンサーも同じっぽいのでDSC-W1のスタイリッシュ版というところでしょうか。
これらに搭載されているバリオテッサーですが、SONY LENSから続いて某T社のユニットと予想しているのですがどうなのでしょう。もしT社ならば以前の光学3倍 F:2.0-2.5レンズも同社らしいのでかなりの亜種ユニットが存在していそうです。Pシリーズではこのテッサーが最高級ユニットなのだと思いますが、見た目では下位機種のP50等のレンズの方が高そうに見えます。
この当時のソニー機はそんな感じですね。
レンズもさることながら、
センサーもダイナミックレンジが狭い時代の高画素機ですので、
こんなもんだと思います。
懐かしい描写です。
レンズユニットはどうなんでしょうかね。
どちらにせよ、
同じような構成でもメーカーや機種によって個性が違う絵を吐き出す時代ですので、
使ってて楽しいものでございます。