デジカメレビューポラロイドPDC 3070
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2070はNHJ扱いでしたが、
これはポラロイド扱いのようですね。
トイデジマニアの方には割と有名な機種でもあります。
2004年03月に発売された320万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は不明です。
購入価格は525円
スペック
(原色フィルター)
・有効画素数320万画素
・映像エンジンは記載なし
・液晶は1.5インチ
・オートフォーカスはなし(パンフォーカス)
・F値はF2.8
・最短撮影距離は100cm
・ISO感度は100相当
(最大2GBまで認識しました)
・駆動は単4電池4本を使用します。
・手ぶれ補正なし
・デザイン・メカ・インターフェイス
なかなか奇抜ではありますが、
その当時まだ市民権を得ていた正方形型でございます。
単4電池を四本も入れているため、
見た目よりかはずっしりと来る感じですが、
デザインはあまり悪くないですね。
上部の3.2メガピクセルのぷくぷくシールもなかなかおもしろいです。
多少のあつぼったさや、
あんまり人間工学にもとづいていないボタン配置等、
ちょっと使いづらい部分もありますが、
まぁ、これはこれでいいのではないかと思います。
PDC 2070と仕様面はほぼ同じですが、
2070はスマートメディアだったのに対し、
此方はSDカードが使用できるようになっているあたり、
かなりの優しさを感じます。
でも、相変わらず何故単4電池にしたのでしょう。
使いづらそー
・機能・仕様
仕様面はPDC 2070とほぼ同じです。
動作はもっさり、
そして、大きな文字と遅いレスポンス。
一つ選択したらメニューが閉じてしまう設計だったり、
何かをするのにいちいちメニューを潜らないと行けない辺りがちょっと不親切です。
一応日本語で表示されますし、
読めば理解できるレベルなのでマシといえばマシですが。
液晶は意外と綺麗ですが、
屋外ではあまり見えません。
2070はメモリーカード周りの不具合を抱えておりましたが、
こちらは幸い、SDカードがらみのトラブルは今のところ起きていません。
しかし、もっと深刻なことに、
電池周りがものすごく不安定なのです。
接触が悪いのか、突然電源が落ちてしまい、
電池蓋を開け閉めすると治ったりします。
電池蓋を押したままにするとうまくいくケースが多いですが、
そのままにしても電源が落ちてしまう辺り、
やはり、何かしらのトラブルを抱えているみたいですね。
そして、こんな状況なので、
時刻設定があてにならなくなっております。
そんな感じで、
レビュー終了後にはまともに使用できない個体になってしまいましたが、
少しぐらいそういうところがあってもいいと思うのです。
●画質
で終わらせてしまうとあまりにもなのですが、かなりあっさりな色合いで、
眠い感じの映りでございます。
ちょっとデイドリーム系な雰囲気です。
周辺光量落ちも少なく、
そもそも、周辺の流れが少ないのが意外でもありますが、
元々画質があまりよろしくないので、
こんなものです。
雰囲気が撮れるカメラといった感じで、
好きな方はかなり好きなものなのではないかと思います。
程よく出るカラーノイズもいいですね。
音声はよくとれている感じですが、
フレームレートが低く、
かなりカクカク、そして歪むので、
おまけ程度でございますね。
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