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デジカメレビューコニカミノルタDiMAGE X21
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ディマージュ、
当時を生きていた自分としては、
結構気になっていた存在でございました。
以前紹介したDiMAGE Xgの廉価機というべき製品でございます。
2004年7月に発売された200万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は2万5千円
スペック
(原色フィルター)
・有効画素数200万画素
・映像エンジンはCxProcess II
・液晶は1.5インチ TFT液晶(6万ドット)
・オートフォーカスはコントラスト検出方式
・F値はF2.8-3.7
・マクロ10cm
・ISO感度は50-200相当
(最大1GBまで)
・駆動は単三電池2本を使用します。
・手ぶれ補正なし
・デザイン・メカ・インターフェイス
リチウムイオンバッテリーを使うDimageと比べると気持ち厚ぼっためではありますが、
厚さとしては初代DimageXと同じような感じではあります。
見ただけでDiMAGEとわかる正方形のボディと、
さりげないグリップ部はなかなかいいかんじです。
しかし、液晶が小さかったり、
質感が今ひとつというところは廉価版だけにしょうがないかもしれません。
というか、DiMAGE系統はどれも液晶が小さいですけどね。
後のトイデジライクな液晶付きCMOS機っぽい感じでもあります。
・機能・仕様
起動はジェットスタートを謳っていますが、
当時の機種としては速い方という感じですね。
UIはあまり使いやすくなく、
DiMAGEのキー配置はあまり良いとは言えないので、
慣れるまで割りとしんどいです。
記録や書き込みはちょっと遅いという点や、
液晶の質があまりよろしくないということはありますが、
こんなもんだと思います。
Dimageシリーズ共通の仕様としては、
起動するとテレ側で始まるのと、
シャッター音があまりよろしくないというところでございますが、
まぁ、仕方がないです。
あと、エネループ等のニッケル水素充電池では、
電池残量が正常に認識してくれないですね。
割りと後期の製品ということもあり、
撮影モードは割りと充実しております。
撮影する画像にプリクラのようにフレームを付けられたり、
カラーモノクロ・セピアは勿論、
ポスタリゼーションやソフトフォーカスなど、
エフェクトを追加できるという点は素晴らしいです。
●AF・画質
オートマクロで接写ができるというのはDiMAGEシリーズおなじみでございます。
AF周りは悪くはないですが、
マクロ撮影はなかなか大変です。
液晶が見づらいのでピントが合ったか分からないですし、
なかなか、合いません。
フラッシュを炊くとちょっとムラが出たり、
感度が上がるとノイズが厳しい状況にはなりますが、
かなり頑張っている機種だと思いますね。
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