日本電気ホームエレクトロニクスPCエンジン
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簡単な概要です。
NEC、PCエンジン CD-ROMROMユニットは1988年12月に発売されたゲーム機です。
当時の価格はフルセットで59,800。
PCエンジン本体を含めると8万円を超えます。
皆様ご存知、
世界初のCD-ROM媒体を使用したゲーム機であり、
コア構想を具現化したシステムでございます。
パーツは
・インターフェイスユニット:IFU-30
・システムカードVer1.0
・CD-ROMプレイヤー:CDR-30
・PCエンジン本体
で構成されています。
当時は、かなり高い代物でございましたが、
システムカードをアップグレードすれば後のスーパーCD-ROMROMやアーケードカードDuoのゲームも動くなど、
先進性がありました。
地味に、初代PCエンジンをAV出力出来るというすばらしさもありましたが、
付属のACアダプタが出力不足だったり、
CD-ROMユニット自体が壊れやすかったりと、
中々、稼働している個体を探すのに苦労します。
なお、自分のこのユニットは2代目でございます。
皆様ご存知のスペックを記載していきますが、
基本的なスペックはPCエンジンと同じです。
CD−ROMユニットは等速で、
CD–DA音源を再生できます。
インターフェイスユニット側は、
SRAMが64KB
ADPCM用DRAMが64KB
バックアップ用SRAMが2KBあります。
この、バックアップRAMがすぐいっぱいになるのが悩みの種でございました。
こういうケースに収まるのが素晴らしいです。
ハンドル付き。
持ち歩けたのでしょうか。
当時のワープロを思い出します。
インターフェイスユニットは後ほど取り扱います。
これがCD-ROMROMシステムの全貌です。
このレバーで着脱が出来ます。
コメント
1991年には、セガまでもがCD-ROMに手を出して、開発・発売したのがメガCD! 性能はスーパーファミコンやPCエンジン SUPER CD-ROM2を超える家庭用ゲーム機の外付けCD-ROMドライブの中ではモンスター級の性能を誇っている(例としてはCPUにMC68HC000、ランダムアクセス、2軸回転拡大縮小機能、内蔵バックアップメモリ等を装備、起動画面で2軸回転拡大縮小機能をアピール)。初号機のボディはフロントローディング式のメガCDであり、初代CD-ROM2よりも更に高級感が高まっている。1992年にはメガドライブとメガCDの一体型ゲームマシーン「ワンダーメガ」、1993年には値下げと同時に2号機と言える、メガCD2を導入、メガCD2はトップオープン式となっており、開閉は手動で行うように設計されている。 なおメガCDの売上は600万台程の数字であり、CD-ROM2の売上を超えていたと言われている。
メガCDは後発だけあって性能は高いですね。
初号機は中々かっこいいデザインです。
ワンダーメガ、値段がもう少し安ければだいぶ売れたと思うのですがね・・・
メガCDの名称も起動画面もBGM、海外では結構異なっている。 本体のデザインこそは日本版とは変わらないが、北米と南米での名称はSEGA CD。 欧州での名称は日本と同様、メガCDとなっている。 BGMは欧州版メガCDでは日本版メガCDのBGMが使われているが、北米・南米版メガCDの事、SEGA CDはBGMが違う、起動画面も日本、北米&南米、欧州でそれぞれ異なっており、北米、南米、欧州版のメガCDは宇宙と地球を背景にした起動画面となっている。 欧州版メガCD2では日本版メガCD2と同じ起動画面だが、日本版とは違いソニックが登場しない。 なお海外でのメガCD発売年月は北米では1992年10月発売、欧州では1993年4月発売、南米では1993年発売だが、欧州の一部地域(スペイン等)と南米では最初から初代メガCDではなく、メガCD2だけが発売されている。
メガCDは1と2でも起動画面が違いますからね。
セガサターンは新旧変わらずだったところを見ると、
相当気合が入っていたということがわかります。
メガCDは奥が深いですね。