PENTAX K-x
長期レビュー:第1回 クロスプロセスで遊ぶ
レビュー記事はこちら
久しぶりの長期レビューとなります。
全く続かないし長期レビューでもなんでもないですが、
使っていて面白いなと思ったことを紹介していくコーナーです。
今回は、PENTAX K-xのクロスプロセスで遊んでみます。って今更?!
K-xは付加機能の多いデジタル一眼として有名ですが、
その中でもデジタルフィルタ、クロスプロセス機能はなかなか面白いです。
この機能のためだけにこの機種を買う方がいるというのもうなずける機能ですね。
そこで、今更ではありますがクロスプロセス機能の可能性を探っていくことにします。
そもそもクロスプロセスとは何か、
詳しい説明については他サイト様をご参照いただければと思いますが、
簡単にいえば、フィルムを現像する際、
ネガフィルムをポジ現像したり、ポジフィルムをネガ現像したりすると、
変な色のプリントが出来上がるというものです。
K-xはその効果をデジタルで再現できるという、ちょっとうれしいですよね。
K-xでクロスプロセスを使用するには、
メニューキーから呼び出すか、INFOボタンのメニューから選択する必要があります。
デフォルトはシャッフルですが、ファームウェアのバージョンが1.01以上なら、青系、黄色系、赤系に偏らせて撮ることができます。
シャッフルにすると何色に傾くのか分かりませんし、
それぞれ、そもそも、撮影するたびに濃度が変わっていくので何が出てくるかは全く分かりません。
やり直しも効かず、後から適応することもできないので、まさに気分はフィルムのクロス現像でございますね。
ちなみに、クロスプロセスを動画に適応することも可能です。
はてさて、どんな色が出てくるのかというと・・・
以前感度比較で使った画像をそのまま持って来てます。
カメラ日和(雑誌)に乗ってそうなおしゃれな写真が楽しめそうな気配ですよね。
そして、トイデジカメっぽい感じもしないでもないです。
はたまた、ピチカート・ファイヴのPVっぽい印象もありますね。
それでは、早速クロスプロセス機能を使った写真を見ていくことにします。
クロスプロセスというよりも、
退色した古い写真という感じですね
昭和50年とか書いてあってもああ、そうなのかって感じがしますw
これもちょっとレトロ風。
でも、なんかオシャレなカフェで飾ってありそうな写真になりました。
連写でとればどんどん結果が変わってきます。
これだと昭和の写真って感じです
これも悪夢ですが、
カラーバランスが奥のクロネコヤマトにつられてるような感じがしないでもない
ブルガリアヨーグルト!
ふわふわしててゆるい写真が楽しめますね。
一昔前のポップ・ミュージックのアルバムジャケットみたいになりました
こんなトンネル効果っぽい写真になることも。
ちなみに、上3つはすべて同じ条件で撮影(ISO200/1/800sec/F8)で撮影しているのですが、
このように出来上がる写真にばらつきが生じます。
ニクイ演出ですね
こっちはアメリカンな広告に使われてそうな配色に。
パッと見自然に感じてしまうのが恐ろしい・・・
<まとめ>
こうして使ってみると、
中々面白い機能で有ることに気づきます。
K-7以降の機種には大抵付いている機能ですので、是非一度使ってみることをオススメいたします。
ただ、完全に効果はランダムですので、
色合いを狙って出すことは難しいです。
作品をつくろうというよりも、「あー、なんか作品っぽくなった〜!」というのを楽しむ機能ですねw
こうして写真を眺めていて思ったことは、
ポートレートなんかは勿論、
神社仏閣やスカイツリー辺りなんかで試してみても面白いんじゃないかと。
また、この状態で動画を撮影するとピチカート・ファイヴというか、
中々いい感じのPVっぽい感じに仕上がるんじゃないかと。
動画撮影は全く使わなかったのが悔やまれます。
今度試してみます。
その他の写真はこちらにございます。
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