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新ゲームカタログ/メガドライブ用ソフト 5セガ・エンタープライゼスVirtua Racing
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アーケード版のバーチャレーシングは、
もともとアーケード筐体、セガMODEL1のテスト用に作ったものの、
予想以上に出来が良かったので製品化されたという逸話があります。
なお、バーチャレーシング「バーチャ」
実は、バーチャ○○というシリーズ化する予定だったようで、
それで生まれたのが、バーチャファイターだったわけですね。
セガ・バーチャプロセッサーを搭載しています。
スーパーファミコンで言う、スーパーFXチップみたいなものです。
カセットの形状が違いますね。
3DO、ネオジオの文字が無い。
ソフトデータ
ハード | メガドライブ |
メーカー | セガ・エンタープライゼス |
発売日 | 1994年03月18日 |
価格 | 9800円 |
移植・元ネタ | 移植:セガ・バーチャレーシング(1992 アーケード MODEL1) |
ジャンル | レース |
備考 | ・拡張チップ(セガバーチャプロセッサー) |
個人的評価:10段階(1:低・易)(10:高・難)
購入価格 | 315円 |
プレイ状態 | プレイ済 |
難易度 | 7 |
入手難易度 | 3 |
面白さ | 8 |
おすすめ度 | 10 |
クオリティ | 9 |
サウンド | 7 |
操作性 | 5 |
熱中度 | 8 |
移植度 | 7 |
メガドライブに演算チップを載せて力技で移植してしまったソフトです。
元々のバーチャレーシングもこんなポリゴンでしたが、
ゲーム性は忠実に移植されていると思います。
プレイしてて、これがメガドライブのソフトなんて思わない出来ですね。
スピード感がすごく、
しっかりとレースしているような気分になります。
メガドライブということで、FPSが低く、
カクカクでは無いものの、うっかりするとすぐにぶつかってしまう(まぁ、300キロ以上で走っているので当たり前ですが)為、
慣れないうちは操作が非常に難しいです。
6ボタンパッドでは視点切り替えが可能になっていますし、
実はサターン版よりも評判がいい移植になっているので満足です。
欲を言えば、スーパー32X版がやりたいですけどね。
サウンドはチェックポイントを通過した時に短い曲が流れるだけで、
ゲーム中は基本的にエンジン音のみです。
しかし、所々のボイスがメガドライブにしては非常にクリアに再生されます。
どうも、MD版の幽遊白書の技術が生かされているそうです。
ポリゴンのセガロゴが。
ポリゴンポリゴンしてますが、
このスピード感は脅威です。
オプションは極めてシンプル。
コースは3つから選びます。
人のポリゴンですが、気にしちゃいけない。
タイヤが四角いけど、
気にしちゃいけない。
だって、
秒間9000ポリゴンしか出せないのですから。
クラッシュする時は派手にクラッシュします。
見た目以上に面白いですよ?
チェックするたびに短いBGMが流れます。
レース中は基本的に無音です。
制限時間制なので、
セガラリーとかに近いシステムです。
ゴール直前でも、
時間内にゴール出来なければゲームオーバーです。
中古メガドライブソフトバーチャレーシング
駿河屋へ
コメント
とか言って、このメガドライブ版バーチャレーシング、半年後にメガドライブの最後の周辺機器「スーパー32X」による完全版が発売されてしまうけどね。タイトルは「バーチャレーシングDX」。これはバーチャプロセッサーは不使用にもかからわずに、移植度がメガドライブ版よりも飛躍的に高くなっているという声が評判となった。それはスーパー32XのCPU「SH-2」によって移植しているため、移植度が高いアーケードゲームの作品が多数発売された(32X版スターウォーズ・アーケード、アフターバーナーII、スペースハリアー、32X版バーチャファイター等)。バーチャレーシングDXの特徴はMD/AC版の3コースの他に32Xのコースが2種類とF1カーとは拳動が異なっている初心者向きのストックカーと上級者向きのプロトタイプカーが追加され、更にBGMもいくつか追加され、既存のBGMも一部、編集され、MD版では見送られたバックアップ機能も装備され、正にパーフェクトといえるバーチャレーシングである。
こんにちは、さらもでと申します。
バーチャレーシング。32X版は今となってはネタとして扱われるケースが多いですが、
数少ない発売されたソフトはどれも完成度の高いアーケード版の移植であり、
非常に興味があるハードです。
いずれ、パーフェクトなバーチャレーシングもプレイしたいです。
セガが展開したMODEL 1シリーズはバーチャレーシング以外にも3作品が稼働した。
バーチャファイター 1993年
バーチャファイターシリーズ第1作目でもあり、3D対戦型格闘ゲームを切り開いた名作。8人のキャラクターでもある結城晶(ゆうき あきら)、パイ・チェン、ラウ・チェン、ウルフ・ホークフィールド、ジェフリー・マクワイルド、影丸(かげまる)、サラ・ブライアント、ジャッキー・ブライアント等が世界格闘トーナメントに出場し、世界一の格闘の王座を決めるという物で、なおこのバーチャファイターはシリーズ化され、5作目まで作られ、1998コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード賞を受賞し、スミソニアン博物館に永久保存されるという快挙を成し遂げた。
スターウォーズ アーケード 1994年
MODEL1シリーズ初の版権のゲーム作品であり、「スターウォーズ エピソードVI ジェダイの帰還」を題材にした3Dシューティングゲームである。プレイヤーは反乱軍のXウィングのパイロットとなって帝国軍のデススターを破壊するというのが目的だが、MODEL1シリーズの中ではかなりの高難易度を誇っている…。
ウィングウォー 1994年
MODEL1シリーズの最後の作品でもあり、対戦型格闘ゲームとシューティングゲームを組み合わせた対戦型シューティングゲームの作品。プレイヤーはフォッカー Dr.I、零式艦上戦闘機、P-38 ライトニング 、P-51 ムスタング、AH-64 アパッチ、Ka-50 ワーウルフ、ホーカー・シドレー ハリアー、Yak-141といった戦闘機や攻撃ヘリコプターを使用し、敵が使用する戦闘機や攻撃ヘリコプターとのドッグファイトを繰り広げる事が出来る。
なおMODEL1の作品はバーチャレーシングはメガドライブ、スーパー32X、セガサターン(劣化移植)、バーチャファイターはスーパー32X、セガサターン、スターウォーズ アーケードはスーパー32Xにそれぞれ移植されたが、ウィングウォーはスーパー32Xへの移植が検討されていたものの、諸事情で発売中止となった…。まぁ、今の時代なら3DS、PS3、XBOX 360、XBOX oun、PS4、WII uに移植できるけど…。それはレトロゲームの移植専門会社M2に聞いてみなければわからない…。
MODEL1は名作が多いですよね。
そして、時期柄スーパー32Xとの深い関係を連想します。
あまりバーチャファイターをやらなかった自分としては、
バーチャレーシングが一番プレイした作品ですね。
3DSで配信して欲しいです。
メガドラ版「バーチャレーシング」で採用された「SVP(セガ・バーチャ・プロセッサ)チップ」、実はソニックシリーズ第4作目でもある「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」でも使われるはずでしたが、セガ・バーチャ・プロセッサチップの開発が遅れており、全米でのマクドナルドとのタイアップにより、北米市場では1994年2月2日に発売される予定だったため、採用されずじまい…。その後、形を変えて、ナックルズが主役の「カオティクス」で実現しているが…、こちらはセガ・バーチャ・プロセッサではなく、スーパー32X用のソフトとして発売されている。
SVPはコストかかりそうですし、
その辺りも採用されなかった理由がありそうですね。
スーパー32Xでも一応発売されただけでもよかったのかもしれません
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