今、トイデジがアツイ、そしてYASHICA がアツイということで、
デジカメマニアの間で目が離せない、そんなYASHICAの最新機種であり、
赤外線撮影機能を搭載したこの機種を今回は紹介しようと思います。
購入価格は2,980円。
発売当初の実勢価格は7980円前後です。
実売価格が非常に安いですねw
そこがexemodeの強みというか、
家計にやさしいです。
レンズは単焦点で、F3.2の40mmでパンフォーカス。
素子サイズがまた小さくなりましたねw
画角はちょっと望遠気味では御座いますが、
トイデジカメではこのぐらいの画角が使いやすいのです。
液晶は2.7型TFT液晶。
マクロは20cm、メディアはSD/SDHCカード、駆動は専用充電池(BL-5B)と、
それなりです。
マクロは弱いですし、駆動は専用充電池。
非常に敷居が高いと思いきや、BL-5Bってノキア製携帯電話のバッテリーと同じなんですよね。
つまり、意外と汎用性の高いわけですw
こういう使い回しは非常にありがたいところです。
機能としては、
なんといっても赤外線フィルターを搭載し、
赤外線撮影機能が使えるということ。 6灯の赤外線ランプも付いているので夜間撮影も可能です。
その他はデジタルズーム、セルフタイマー、動画撮影、シーンセレクト機能。
又、顔検出、や変形モードなど、
書ききれないぐらい多機能で御座います。
・購入時の状態
付属品:全部あり
状態 :問題なし
機能 :問題なし
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
デザインは中々オシャレでキュートです。
が、よくよく見るとこのデザイン、

富士フィルム Z33WP
富士フィルムのFinepix Z33WPとくりそつなのです。
特に背面側が・・・
exemodeではよくあることではございますが、
まぁ、気にしないことにしましょう。
ナイトショット。
かつてSONYが積極的に採用していたのですが、
最近はビデオカメラのみですね。
赤外線ライトはレンズ周りに配置されています。
こちらが赤外線フィルタが装着されている状態。
これが装着されていない場合、上部のレバーで切り替えます。
結構アナログですねw
安っぽいですが、
なかなか薄いですね。
マクロ切り替えレバーがあるのはいかにもトイデジという感じですねw
安っぽい。
ちなみに、左側にあるレバーが先に説明いたしましたIRフィルターの切り替えです。
以下、赤外線についてはIRに統一します。
電池室。
SDカードと一緒なのはどうでもいいとして、
機構的にはちょっと不満。
バッテリーのロックがかからないのと、向きがパッと見わからないので、
バッテリーを入れて閉めるときに、
予めバッテリーを手で抑えながら締める必要があります。
例の背面。
富士フィルムがZシリーズで積極的に採用をしているボタンの羅列風のインターフェイス。
正直、使いやすいとは言いがたいです。
ゴムボタンですし、本家と同様に押しづらく不満点で御座いますね。
起動は4秒以内と意外と早いですね。
UIに関しては他のYASHICA製品と概ね同じでして、
個人的には全然悪く無いですね。
特に迷うこともありませんし、多機能な割にはシンプルにまとめられています。
ぱっとメニューを見渡してみると、
画素補間で1200万画素の画像を取り出せたり、
無駄に多言語だったり、
シーンモードも非常に面白いものがありました。
動作自体もキビキビしているのでこの手のトイカメラとしては非常に快適ですね。
ボタン類は押しづらいですがw
IR,マクロとも、切り替えた瞬間に反映されるのも(当然ながら)いい点ですね。
このように割り切った仕様が逆に功を奏してます。
ただ、不満点も無いわけではなく、
フラッシュ設定に関しては電源を落としたらリセットされてしまうのが非常に不満ですw
ただし、IRモードで撮影する際には当然ながらフラッシュ設定は自動的に発光禁止になるので、
IR専用機として使えば問題はないですね。
●画質
通常モードの画質については、頑張れというしかないですw
素子サイズの小ささも影響してか、他のトイデジカメと比べてもあんまり良くないです。
渋い発色、大味な露出、そして、全体的に光源に弱い印象がありますね。
ただ一点、IRモードはかなり使えます。
新たな発見もありますし、モノクロ撮影とは違うどくどくの雰囲気に見せられてしまいました。
夜間撮影に関しては、暗いところでもちゃんと「写る」という事は画期的ではありますが、
ぶれずに撮影できるというわけではないので注意が必要です。
勿論、悪用も厳禁。
より暗くなるとトンネル効果のようになるのも又面白いですし、
それだけでも十分買う価値がある、非常にオススメの機種でございます。
IR動画。
撮影途中で通常撮影に切り替えることも可能です。
その他の写真はこちらにございます。
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :08/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :06/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :10/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :05/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :04/10:主に操作性
AF・露出精度 :02/10:AFは正確か、
画質 :07/10:文字通り
輝き度 :10/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :10/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :10/10:今後も使い続けたいかなど
合計:72/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00
コメント