任天堂ニンテンドウ64
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簡単な概要です。
任天堂 NINTENDO64は1996年6月に発売されたゲーム機です。
当時の価格は25,000円。
累計販売台数は日本国内で554万台、
全世界で3293万台も売り上げる製品でございます。
思ったよりも値段が安い上、
海外ではかなり売れてるハードなんですね。
皆様ご存知のスペックを記載していきます。
CPUはR4000シリーズカスタム MIPS 64ビット RISC CPU(93.75Mhz)
ポリゴン表示能力は最大10万ポリゴン(秒)と、かなり高性能です。
とにかく、カセットならではの高速処理を目指しているようで、
メモリは自作PCをちょっとかじっている人ならご存知な、
いわゆる「RIMM」を使用しているのですね。
このように、非常に優れた性能を持っているハードでしたが、
単価の高いロムカセットを使用していたことでソフトの価格がとにかく高かったことや、
それに加え、CD-ROM機に比べると容量が少ない点。
更に、サードパーティーがあまりつかなかったことから、
かなり苦戦したようですね。
タイトル数は全206タイトル。
正直、少ないですが、爆発的ヒットを飛ばしたソフトも多く、
買って満足したハードの一つです。
なお、「ニンテンドー64」ではなく、正式には「ニンテンドウ64」です。
イジェクトボタンが廃止になり、
横幅が広くなった印象です。
裏面。
このネジ穴と拡張スロット。
当時はすごく欲しかった64DDですね。
ちなみに、64DDに使用されていた媒体ってIomegaのZIP(圧縮規格ではない)なんですね。
背面。
AVケーブルはスーパーファミコンと共用出来ますが、
ACアダプタは専用になりました。
RF端子は廃止され、別売りのアダプターが必要です。
コントローラーが4つ差し込めるため、
4人対戦が用意になりました。
反面、一人プレイのソフトは少なかったですね。
RPGとか。
この、「はがさないでください」がささっていると言う事は、お察しください。
小学生時代に庶民がそんな高いソフト、買ってもらえるわけが無いじゃないですか!
型番はNUS-001
ああ、64DD欲しかったな。
マザー3をずっと待ってたわけですが、結局64でもDDでも出ませんでしたね。
コメント
64DD、これはZIPを利用した磁気ディスクドライブであり、CD-ROMよりも更にだいよ
今の失敗、ではもう一度。64DD、これはZIPを利用した磁気ディスクドライブであり、CD-ROMよりも更に大容量を生かしたゲームを発売する事が予兆されていたが…、この64DDは任天堂にとってはとんでもない地雷装備だった!! 64のカセットの低コスト化で磁気ディスクは無意味となり、ディスクシステムの時のあやまちをそのまま繰り返してしまう! 更には一般のゲーム店やデパートでは販売せず、ランドネットの会員にならなければ買う事が出来なかったりと明らかにゲームマニア向けにしか売られない方針だった…。という分でこの64DDは会員数、わずか1万で見事に大ゴケ。 周辺機器に恵まれないのが任天堂据え置きゲーム機での伝統。
64DDはメディアや雑誌ではかなり盛り上がっていた記憶があります。
ただ、当時はサテラビュー同様、どうやってソフトを入手するのかさっぱりでしたけどw
ZIPドライブは以前、所持しておりましたが、
あれ自体、相当滑ったメディアでしたよね。
MOの台頭とCD-Rの普及で埋もれてしまったかわいそうな規格でございました。
ディスクシステムは販売台数で見れば相当成功した周辺機器だったとは思いますが、
終息の早さを考えると似た周辺機器ですね。