セガ・エンタープライゼスGAME GEAR
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簡単な概要です。
セガ・ゲームギアは1990年に発売された8ビットゲーム機です。
当時の価格は19,800円。
累計販売台数は日本国内で178万台、
全世界で1043万台も売り上げる製品でございます。
この数字は、
PSPが登場するまで、任天堂以外の携帯ゲーム機としては最も普及したハードでございました。
なお、世界初のカラー液晶搭載携帯ゲーム機はアタリのリンクスというものがございまして、
流石にそれは所持しておりませぬ。
皆様ご存知のスペックを記載していきます。
CPUはZ80カスタム 3.58Mhz
RAMは8KB
VRAMは16KB、
液晶は4096色中32色、160×144ドット表示可能なバックライト付き3.2型STN液晶と、
高性能ですね。
なお、この中身はセガマークIIIと同等であり、
解像度の低さだけが違いなのですが、
非公認のアダプターを使えば、マークIIIと同じ解像度でゲームがプレイできるらしいですね。
なお、使用電源は単三電池6本。
連続使用時間は3時間と、熱量はかなり悪いのです。
実際、これがゲームボーイに勝てなかった最大の理由であります。
まぁ、本体が大きいというのもそりゃ、あるわけですけどね。
なお、カラー液晶を生かしてTVチューナーパックを繋げばテレビも見られるという、
なんとも先進的な仕様でした。
で、ゲームギア用アルカリ電池ってなんだろう?
後、ゲームギアのCMがかなり挑戦的だったとか、
液晶の残像が酷いとか、
まぁ、色々と逸話がありますが、そこは他サイト様を参照していただくとして・・・
なお、電源の件ですが、
スーパーファミコンのACアダプタを外部電源として使えるので、
コンセントが使える場所であればそれを使うのが無難です。
どちらにせよ、持ち運ぶには大きすぎる代物ですからね。
待ち望んでいたタイプのゲーム機だから。
お持ちのゲーム機。
リンクスがあるのがすごく皮肉です。
そして、購入予定のゲーム機、
半分PCエンジン関係ですね。
あれれ?
型番はHGG-3200になってますね。
本体には3210って書いてあるのに。
って事は、改良版か何かでしょうか?
マニュアル、伸ばし棒が抜けちゃってますね。
こりゃ、不良品ですわ。
最後まで棒線が復活しませんでした。
さてさて、おまちかねのゲームギア。
本当に弁当箱としても大きなサイズですよ。
裏面。
わかりづらいですが、
左右が電池ボックス
電池は3本ずついれますが・・・
あちゃ?・・・
いただきものですが、
これを見て悲しくなりました。
なお、もらった時はこの状態でも一応ACアダプタ経由なら通電したんですけどねぇ。
最も、液晶は死んでましたけど。
電源スイッチがちょっと剥きだし感があります。
ボリュームはこちら。
バックライト調整はできません。
かっこいいよ、ゲームギア。
最近姿を見なくなりましたね。
中古ゲームギアハードゲームギア本体
駿河屋へ
コメント
1996年、ゲームギアのマイナーチェンジ版「キッズギア」が発売。販売元はセガTOY事業部(現:セガトイズ)であり、スペックはほぼ初代ゲームギアとほぼ一緒だが、デザインや本体の形状の変更や方向ボタン、1、2ボタンの位置が調整されている。ビッグウインドウが使用できなくなってしまった少し残念だが、それ以外は全てゲームギアとの完全互換を持っている(もちろんキッズギアはゲームギアのソフトも遊べるし、メガドライブ、PCE、FCのACアダプターも使う事も出来るし、TVチューナーも使える(今となってはもう地デジ化しているので、ゲームギアでテレビは見る事はぶっちゃけ無理))。キッズギアに同梱しているのはゲームギア/キッズギア用の対戦型格闘ゲームソフト「バーチャファイターMini」とゲームギア/キッズギア専用の対戦ケーブルである。キッズギアはバーチャファイターバージョンの他にミッキーマウスバージョンも発売される予定もあったが事実上、未発売に終わった…(もしミッキーマウスバージョンのキッズギアが発売していれば、ソニック・ザ・ヘッジホッグバージョンのキッズギアも発売していたかも…)。
キッズギア、
デザインはもう少しどうにかならなかったのかと思います。
ゲームボーイポケットと比べると全然大きかったりバッテリーの持ちが改善されていないのも残念なポイントですね。
というよりも、当時を生きていた自分としては、
ゲームギア自体全く話題になっていなかったあたりも、
悲しいです。
セガはゲームギアの後継機としてタッチスクリーンに対応した次世代携帯ゲーム機の開発も計画されていた…が、ここでも問題が圧し掛かる…。タッチスクリーンに対応した次世代携帯ゲーム機を1990年代後半の時点で発売したら…、タッチスクリーンで話題を呼ばせるも、ゲームギアよりもさらに高価格となる事実が発覚したため、メガドライブの携帯版「ノーマッド」を海外市場で発売するも、セガの社長でもある中山隼雄が、メガドライブ、ゲームギア、マスターシステム、メガCD、スーパー32Xのサポートを全て打ち切り、セガサターンに力を注ぎこむと発表。日本市場はそれで良かったのだが…、本命の海外市場にとっては凶報であり、結局メガドライブの携帯版「ノーマッド」はたったの1万台しか売れず…、ゲームギアの正統的な後継機は全く現れないままセガの携帯ゲーム機の命運をここで尽きます…(と同時に1989年から続いたセガの黄金期も1995年で終了、ここからセガがハード事業を撤退するセガの暗黒時代が始まります(1996年〜2001年))。
その当時、タッチパネルを搭載したゲーム機はなくはなかったですね。
バンダイのスーパーノートクラブ辺りしかヒット作はなかったように思えますが、
カラー液晶でとなるととたんに敷居が高くなりそうです。
そういうところがセガらしいですが、
ノーマッドはバッテリーの持ちさえ改善すればどうにかなったのかもしれませんねw
私の好きなゲームギアソフトは…、タロットの館、エアリアルアサルト、アイルトン・セナ スーパーモナコGPII、ソニックシリーズ(1、2、ソニック&テイルス(1&2)、Dr.エッグマンのミーンビーンマシン(海外版ぷよぷよ)、Gソニック、ソニックスピンボール)、F1(DOMARK/日本未発売)、GGアレスタ1&2、スーパーコラムス、パックマン、G-LOC、アウトラン、対戦型大戦略G、GPライダー、ウッディポップが好きです…。 たしかこちら葛飾区亀有公園前派出所第98巻第1話「電脳ラブ・ストーリー」では本田速人が持っている携帯ゲーム機は何故かゲームボーイではなく、ゲームギアと架空の携帯ゲームソフト「キャンパスフェアリー」…。こち亀でメガドライブ、メガCD、スーパー32Xが登場しない癖にゲームギアが出てくるとは…。このゲームギア版「キャンパスフェアリー」はこち亀の世界では発売されていましたが、現実の世界には発売されていないのであしからず…。ゲームギアはアメ車級の燃費だが、様々なソフトを生み出してくれたのは有りがたいです…。
好きなソフト、たくさんありますね。
自分は完動品のゲームギアを持っていないのでプレイは20年以上前になりますが、
当時はそれなりにインパクトはありました。
大きいは大きいですが、
コンセプトは面白いゲーム機ですからね。
日本でのゲームギアの比較広告といえば、イッセー尾形がゲームギアをプレイしているケンジに「カラーだぞ綺麗だな。興奮しちゃうなぁ! でテレビも見れる!」 白黒画面が映るの洋平君に対しては「で洋平君は…、なに!? 白黒なの? つまんないねぇ…。貸してあげるよ!」と呼びかける比較CMが放映された(ゲームボーイその物は登場していないものの、白黒の洋平君をゲームボーイと認識させるような比較広告である)。 ただし、海外では日本とは対照的にゲームボーイその物を登場させ、ゲームボーイよりもゲームギアの方が性能が高い認識させるというドストレートな比較CMが展開された(代表的な例としてはゲームボーイはゴミ箱に捨てられたり、イスの踏み台になったり、猫用ブラシとして使用されたり、クラッカーのチーズ塗り用の道具にされたり、肉叩き使用されたり、サウナ用の湿布に使用されたり、果てにはほうきとして使用されたりと、ゲームギアの方が性能が良くて、モノクロのゲームボーイをボロクソに罵倒するCM等他多数)。日本ではソフト比較広告だったゲームギアですが、海外だと…、何気ドストレートなCMを放送するとは…さすが海外(日本でもこんなゲームボーイそのものを登場させたゲームギアの比較広告のCMを放送したら任天堂からクレームが来るレベル)。
その当時を生きていた人間ですので、
そのCMもリアルタイムに見ていました。
でも、ゲームギアを持っている家庭はごくわずかという感じでしたね。
海外の比較CMでは、
SNESとジェネシスを両方共破壊している3DOのCMも有名ですね。
たしか、あきばお〜からゲームギアの互換機を発売すると言う情報があったようだが、今の所、開発中らしい…。出来れば対戦ケーブル用の端子、高品質なTFT液晶、20時間ほどの大容量バッテリーがあると良いですけどね…。
あきばおーのゲームギア互換機、
発表されてからしばらく経ちますがあまり情報がないですね。
テックトイから拡張端子なしの互換機が出ているぐらいですし、
中身がマークIIIと同じと考えると互換性は特に気にする必要はなさそうです。
個人的にはAV出力端子がほしいですね