
OLYMPUS CAMEDIA C-2000ZOOM
以前C-2020ZOOMを紹介いたしましたが、
見た目は全く一緒という観点は前回紹介しましたC-830Lと同じですね。
まぁ、この機種に関しては名機中の名機なわけですが・・・
公開日時:2009年10月21日
追記日時:2015/8/13
画像追加
記事修正
購入価格は1050円。
当時の価格は113,000円との事です。
流石ハイエンド。あろう事か、後継機種のC-2020ZOOMを先に紹介してしまったので、
結構なマイナス評価となりそうなのはサラネにおいては毎回恒例です。
1/2型の211万画素CCDで補色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F2.0ーF2.8の35mm-105mmと、
だいぶ明るい大口径レンズを搭載!
実際、スペックについてはC-2020と同じですし、
半年ぐらいしかスパンが無かったりもします。で、変更点と言えば、操作性ぐらいで、
なんというか、どうなんでしょうかねw
単三電池4本駆動、メディアは128MBまで対応したスマートメディアです。
・デザイン・メカ・インターフェイス
追記:2015/08/13/以下、追加画像
見ての通り、C-2020と違うところを探すのが大変です。
表面は画素数の色以外は全く同じ。
しかし、背面はだいぶ違いますし、
上面のモードダイヤルも雰囲気が違います。
C-2000はモードダイヤルに電源が取り込まれておらず、
真ん中に電源ボタンがある感じ。
背面のボタン類も少なく、
十字キーのデザインが違いますね。
個人的には電源ボタンが独立しているのには好印象だと思いますね。
ボタンの押し心地に関しては、
ズームキーの固さが丁度良く(2020は固い)、
OKボタンが固く(2020はふにゃふにゃしてます)、こちらの方がいい、という反面、
十字ボタンに関しては押しづらい感じですね。
動作自体もキビキビしておりますし、
まぁ、いいよねwって感じです。
相変わらず電池ボックスの蓋は閉めづらいけど・・・
・機能・仕様
追記:2015/08/13/以下、追加画像
レスポンス自体は2020と同じでなかなかキビキビしてますが、
メニューインターフェイスは発展途上で、使い勝手は悪いです。
日本語フォントが入っておりませんし、
この頃のオリンパスはメニューインターフェイスを常に改良している状態で(1ボタン1機能から挫折してますからね。)、
他社(特に富士フイルム)と比べて、圧倒的に遅れておりました。
この機種もそんな感じでして、
インターフェイスとしては、C-21と同じなわけです。
C-2020はなかなかよくまとめられていて使いやすかったので、残念。
又、電源を切ったら設定がリセットされてしまう不便さや、
この頃のメニューで致命的なのは、何故か「マクロモードをメニューに入れてしまった」という不便さ。
つまり、マクロボタンが存在しないのです。
どうするかというと、メニューボタンを押して、カーソルキーで下の方にあるAFモードで花のマークにする必要があります。
非常に使いづらいです。
三洋のマルチーズシリーズのように、
メニューを押した瞬間にいじれるのがマクロモードだったら問題ないわけですが、
「20cmまでしか寄れないからマクロ切り替えは裏メニューでいっか」という開発の思惑なのでしょうか。
相変わらずバッファが効いてて撮影後のレスポンスも早いです。
・画質・撮影
●AF/AWB
遅いですが、
なかなかいい感じです。
レンズが明るいため、暗くても意外と撮影できるところが大きいですね。
AWBも割と正確だと思います。
●画質
驚くほど綺麗。
というか、C-2020よりも綺麗じゃないの?って位にw
レンズのコンディションもこっちの方がいい、というのもありますが、
補色フィルターのため、たまに補色特有の色が薄く残念な画像も出ますが、
いいレンズだと思います。
これは、本当に墓場まで持って行きたいデジカメだと思いますね。
画質だけなら、200万画素最強でもあり、現行のデジカメにも引けを取らないと思います。
その他の写真はこちらにございます。
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