Dimage Xシリーズも3台目になりましたw
磨かれたXシリーズと言いますか、
以前紹介しましたXgは神機だっただけに、期待が高まります。
購入価格は278円。
当時の価格は50,000円前後です。
従来の角張ったデザインから一新し、
ちょっぴりスタイリッシュになりました。
初代Dimage Xと比べるとだいぶ可愛らしいですね。
レンズは3倍ズームで、F2.8-3.6の37-111mmでオートフォーカス。
MINOLTA LENSを搭載。
画角的には丁度いい感じでございますね。
液晶は1.5型低温ポリシリコンTFT液晶。
マクロは15cm、メディアはSDカード、駆動は専用充電池NP-200と、
おなじみの仕様ですね。
なお、Xgと同じく全域マクロです。
機能としては、
デジタルズーム、セルフタイマー、動画、連写、ボイスメモ、PCカメラなど、
無難でございます。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :キズあり、ネジ数本欠落
機能 :良好
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
可愛くはなりましたが、
シルバーと言う筐体は良くないですね。
あんまりかっこよさを感じません。
手にはフィットしますが、やはりレンズが指にかかってしまいます。
まぁ、そこは仕方が無いところですよね
レンズバリアーが起動と同時に開閉します。
ここのギミックがカッコいい!
SDカードスロットとバッテリは同じ場所にしまうわけですが、
このデザインの一体感は素晴らしい。
USBポートのカバーなどの細かい配慮は欠かさないところが真面目なメーカーだと思います。
背面はXシリーズでおなじみですが、
正直、使い易くはありません。
起動は2秒程度と早いです。
立ち上がったあとも動作はサクサクでございますが、
UIはちょっと使いづらい。
相変わらずですけどね。
また、相変わらずの仕様として、起動時はちょっと望遠寄の状態でスタートしますので、
広角で撮るときはいちいちW端まで移動してあげる必要がございます。
シャッター音はやはりおもちゃっぽい音ですし、
Xシリーズが苦手な方はとことん苦手な仕様であること請け合いです。
動作音が意外と大きかったりと、
そういう負の部分を多く書いてしまいましたが、
実際のところは割と使いやすかったりします。
露出補正は左右キーでダイレクトに設定出来ますし、
全域マクロですのでいちいちマクロに切り替える必要はありません。
光学ファインダはもう少し頑張って欲しかったですし、
バッテリの持ちの悪さは勘弁してくださいって、
また欠点を書いてしまいました。
まぁ、いい機種ほど欠点が見えてしまうと言うことでしょうかw
●AF・挙動
AFは早いですが、
それほど正確ではありません。
●画質
画質は意外と悪く無いです。
ただ、屈折光学ということでちょっと周辺光量落ちと解像低下が見られますね。
画像処理エンジンの方もこなれていないようで、
やや不安定な印象をうけました。
ただ、まぁこんなもんかと思いますね。
その他の写真はこちらにございます。
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :05/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :05/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :05/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :07/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :03/10:主に操作性
AF・露出精度 :03/10:AFは正確か、
画質 :04/10:文字通り
輝き度 :05/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :04/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :04/10:今後も使い続けたいかなど
合計:45/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00
コメント
これは、よく持ち歩くカメラです。
カシオのカードシリーズを、ミノルタが作った感じですね。
お世話になっております。さらもででございます。
光学メーカーらしく屈折光学レンズを採用しておりますし、
カシオのアレとは似ているようでコンセプトが全く違う機種ですよね。
今も根強い人気なのも頷けます