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{メ}CASIO QV-2300UX

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CASIO
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CASIO QV-2300UX
個人的には、カシオと言ったらEXILIMではなく、QVシリーズだと思います。
なんか面白そうなデザインです。


公開日時:2009年9月25日
追記日時:2015/8/13
画像追加
記事修正

P1010042.jpg

CASIO QV-2300UXは、2000年7月に発売された211万画素のデジタルカメラです。
購入価格は980円。
当時の価格は65,000円との事です。QVシリーズと言えば、
QV-10は世界で初めて背面に液晶ファインダを搭載したデジカメでございまして、
現在のデジタルカメラに大きな影響を与えた製品でございます。
QV-2300UXはその血筋をたどってるデジカメなわけですが、
果たして、どうなのでしょうか。

・カタログスペック
1/2.7型の211万画素CCDで原色フィルター。正方画素CCDのようです。
まぁ広く使われてるやつですね。
そして、レンズはF2.8?F4.5の光学3倍ズームです。
41mmー123mmと長めのレンズになりますので、結構明るいレンズになるみたいですね。
ただ、風景撮影には向かない感じですよね。

ただし、マクロは1cmからいけます。
何気に1cmマクロは非常に重宝しますね。
この機能がついてるだけでずっと使えるような気がします。

液晶はハイパーアモルファスシリコンTFTということで、質については最初から悪いこと決定となりますね。
光学ファインダがついていないので致命的です。

あと、何気にバルブシャッターに対応している凄いデジカメであったりもします。

電池は単三4本、メディアはCF及びマイクロドライブと非常に使いやすい仕様になっております。

そういえばサラネ初QVシリーズですねw
・デザイン・メカ・インターフェイス

追記:2015/08/12/以下、追加画像

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でかいですね。
そして、質感が非常に安っぽい。
「デザインはもう少しなんとかならなかったのか」とも思います。
ただ、背面はQV-10っぽい感じですし、
このレンズユニットが回転する辺り、無限の可能性を秘めています。

CFスロットカバーは手動で開ける形になる点ではだいぶコストダウンを押しすすめてる感じもしますが、
各種ボタンについては「カチカチ」と気持ちいい押し心地なのがポイント高いですね。
電源とズームキーはスライドスイッチを採用。誤作動もなく、何気にいいと思います。

CASIOデジカメ伝統の、撮影がRec、再生がPLAYスイッチというのもいいですよね。

という感じでボタン類にかんしては特に不満はなさそうですが、
仕様面では結構あらがみえます。
レンズはこんなに大きいからインナーズームかと思いきや、
電源を入れるとグリグリとレンズが出てきます。
結構出っ張りますねw
更に、キャップをつけっぱなしだと凄い音がしてエラーが出て、電源が落ちてしまいます。
後述の通り、このカメラ、動作が非常に遅いのでイライラしますねw

液晶が非常に汚く、一応外でも見える物の、
画質が荒く見えます。
まぁ、カシオ製デジカメは今日でも液晶が汚いので、
「EXILIMは画質が悪い」と言われる方の多くはその液晶の汚さを言ってるようです。
そう、自分は思います。
荒く見えるだけでなく、盛大にノイズが乗るので心配になります。

・機能・仕様

追記:2015/08/12/以下、追加画像

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起動が遅いというか、レンズが動く動作がゆったりなんですよね。
起動は5秒と確かに遅いわけですが、液晶がついてからは直ぐ撮影できます。
メニューの操作性は悪く、
というか、十時キーがついてなく、
メニューが上にある時点でおわかりかと思いますがw

+ーキーで選択、
シャッターで決定
MENUで戻るというのが仕様のようです。

多機能なわけで、
メニューインターフェイスはそこまで悪くないとは思います。
詳細設定画面は現行のEXILIMと同じですしw
伝統のシーンモードも28種類もありますし、自分で作ることも可能です。

更に、パノラマ撮影やインターバル撮影も凄いですが、
「ボタンを押した時、数秒前にさかのぼって動画を撮る機能」も搭載されてる多機能ぶり。
それでマクロも1cmですから、凄く面白そうです。

ただし、ISO感度のオート設定が出来ないという珍しい仕様だったりと、
結構取っつきづらいのも事実ですね。
すくなくとも、初心者向きではないですし、
カシオがターゲットにしてる層にも売りづらい感じです。

とはいえ、SHIFT併用のボタンの広がりに関しては割と使いやすかったりもするので、
多機能デジカメとしてはまずまずではないかと。
ちゃんと自分撮りにしたとき画面も反転するしねw

起動やらが遅い癖に、
撮影間隔が割と早いので軽快です。

あと、ちょっとどうでもいい話ですがEXIFに記録される項目が少ないです。

・画質・撮影
●AF/AWB
オートフォーカスは馬鹿ですが遅くはないですね。
マクロモードだと結構もたつきますがw
あと、結構眠い画像になったりもします。
AWB、AEに関しては結構正確ですね。

●画質
風景撮影には不向きなような気がしますが、
マクロは圧巻。
そして、たまに印象的な写真が撮れることもあり、何気にいい感じです。

ただ、ISO80でも暗部にはノイズが乗りやすいのが世代とはいえ難点ですね。
後、赤の発色がやや苦手な感じでした。
まぁ、この時代のデジカメとしては御の字なのでしょうがw

画像
全て無圧縮です。
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