
▶フィルムカメラ
Rollei
Rollei 35 LED
歴史的カメラ、ローライ35の中でも、
微妙に不人気なモデルがローライ35LEDなのでございます。
最新技術、LEDが入ったかわりにローライ35感がなくなったモデルでございましたが、
一体、どんなカメラなんでしょうか。
▶購入の経緯

あまりお高いフィルムカメラって興味がなかったのですが、
とある企画が立ち上がりまして、
買わざるを得ない状況になったというのが本音でございます。

その企画、日の目を見るといいな。

そしてあえてローライ35LEDにした理由は安かったからという

ち、違うもん。
トリオターの描写がきになったからだもん!
▶スペック
Rollei 35LEDは、
1978年に発売されたフィルムカメラです。
購入価格は16000円。
1967年に発売されたローライ35の廉価機種で、
レンズがツァイスのテッサーからトリオターになっているのと、
樹脂ボディ、そしてシャッタースピードが1/30からになっているという仕様でございます。
古さ故、1/30以下のシャッタースピードが出ないローライ35が多いので、
あえてこれを選ぶというのもありでしょう。
使用フィルム | 35mm |
レンズ | Triotar 40mm F3.5 |
レンズ構成 | 3群3枚 |
絞り | 3.5 |
最短撮影距離 | 0.9m |
シャッタースピード | B、1/30-1/500 |
電池 | V27PX |
AF | – |
自動巻き上げ | – |
パノラマ | x |
そしてシンガポール製でございます。
なお、水銀電池はアダプターを使用すればLR44が4本で動きます。
▶デザイン・メカ・インターフェイス

ただ、完全に樹脂ボディではないのでそれなりのずっしり感があり、
高級感があります。
良くも悪くも、ローライ35っぽくないというのが特徴でしょうか。
操作系もレンズ周りに集中しているので、
逆に、使い勝手はこちらの方がよかったりもします。
▶使ってみて(撮影)
撮っていてなかなか楽しいというのはローライ35共通でございますね。
とはいえ、お作法があり、
シャッターチャージをしないとレンズがしまえなかったり、
古さ故に自分の固体ではレンズのロックが甘かったり、
露出計がアバウトだったり、
更には、フィルムの巻き上げ時に「ガリガリ」となめるような動作をし、
実際なめておりました。
スプールにセロテープで直接フィルムを固定したところうまくいっているようですが、
その辺りはうまく、付き合う必要があるでしょう。
▶使ってみて(写り)
トリオター自体設計が60年代末ですし、
あまり期待はしていなかったのですが、
滅茶苦茶よく写りますね。
コントラストも高く、
非常にシャープでございます。
露出計はISO100であってもF22、シャッタースピード1/500でも露出アンダー表示になりますが、
それでもちゃんと写っているのは凄いところ。
ちなみに、36枚撮りならば39枚撮影できます。

又、スキャニングはGT-X970で行っております。

購入場所 | インターネット |
価格 | 16000円 |
購入年 | 2020年 |
執筆日:2020/09/25
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