
▶デジタルカメラ
富士フイルム/富士写真フイルム/フジフイルム
Finepix 600Z
デカいボディでございます。
フラッグシップ機として登場するも、
非常に影の薄いモデルとなってしまいました。
▶購入の経緯

ちょっとした個人的なプロジェクトがあったので、
メルカリで久しぶりにポチってしまった。
4台で1200円

収まっていた病気がまた再発したんだな。
やれやれ

あーかわいいよデジカメ
ということで、
枯渇仕掛けていたデジカメレビューも当分続きそうです。
▶スペック
FUJIFILM Finepix 600Zは、
1999年11月に登場した150万画素のコンパクトデジタルカメラです。
価格で当時の販売価格は94,800円前後。
購入金額は300円
もう20年以上前のカメラでございますが、
当時のニュースリリースがなかなか面白いです。
「写真が好きな方にはたまらない」モデルとして紹介しております。
本体仕様/TCP1.03a | |
---|---|
センサー | 1/2型CCD |
画素数 | 150万画素 |
映像エンジン | − |
液晶 | 1.8型液晶 |
フォーカス | AF(コントラスト検出方式) |
ISO感度 | 100 |
レンズ仕様 | |
---|---|
レンズ銘 | FUJINON ZOOM LENS |
焦点距離 | 74−22mm |
35mm換算 | 35−105mm |
絞り | F3.8-5.5 |
ズーム倍率 | 3倍 |
最短撮影距離 | 25cm |
手ぶれ補正 | x |
基本仕様 | |
---|---|
使用メディア | スマートメディア(3.3V) |
使用電源 | NP-100 |
動画撮影 | x |
動画性能 | − |
ファイル形式 | − |
音声記録 | − |
顔認識 | x |
Wi-Fi | x |
GPS | x |
防水 | x |
防塵 | x |
備考 | – |
とても平凡なスペックでございます。
3倍ズームレンズがついているというところがトピックでしょうかね。
▶デザイン・メカ・インターフェイス

かなり大柄なボディでございます。
Finepix700のセンセーショナルなデビューの後、
立て続けに登場したFinepixのうちの1つという位置づけでございます。
FinePix700と同じセンサーを持ちつつ、
歪みの少ない大口径?レンズを搭載したということで、
基本的なベース性能は同じでございます。
にしてもこの大きさ。
このカメラと同時期!に販売されたGA645Ziとよく似たボディでございまして、
フジフイルムの気合いは感じられます。
なお、当該個体は起動してからズームレンズが繰り出すまで3〜4回再起動がかかり、
レンズが出ると手で押し戻してあげない限りは収納されない。




NP-100




スマートメディアは16MBまでの対応でございます。

▶機能・仕様
動作はかなり怪しく、
起動に10秒程度かかります。
そしてスマートメディアリーダーがだいぶくたびれており、
CARD FULLを連発します。
UIはこの時代のフジフイルムではおなじみでございまして、
撮影後に記録するかしないかを選んであげる以外は特に普通でございます。
2020年対応です。












▶使ってみて
AFは遅く、AF動作中はブラックアウトする仕様です。
撮影後の記録に5〜6秒かかります。
大口径とはいっておりますが
まだズームレンズが発展途上という時代なので昼間専用でございます。
原色フィルターの割にあっさりとした発色であり、逆光には弱い。
ワイド側はやや樽形収差が見られるものの望遠域では歪みは感じられず、良好です。
レンズの解像力が高いのでもう少し画素数を増やしても対応出来る実力を持っております。
■まとめ
購入場所 | インターネット |
価格 | 300円 |
購入年 |
2020年 |
執筆日:2020/03/09
コメント
東芝にもPDR-M3として供給されていましたが、電池がフジフイルムロゴのNP-100のままとかまああんまりやる気の無いOEMでした
東芝も末期のsoraあたりでようやくやりたい事が分かってきた感じですね。
国内市場よりも北米市場に力を入れてたようですが、
当時は東芝の名前が付いてれば売れた時代なんですね笑