
▶フィルムカメラ
富士写真フイルム/富士フイルム/フジフイルム
カルディアミニ ティアラズーム
有名なティアラというカメラのシリーズでございます。
有名なブランドの有名じゃない方のカメラです。
▶購入の経緯

安物買いの銭失いという言葉がある。
それを自ら進むサラネでございますが、
病気にもなったしちゃんとしたカメラを買って最後のフィルムカメラとして使いたい。

ようやくそれに気づいたか。
ふむ、相場よりちょっと高いがティアラズームがメルカリに出ているぞ。
動作も確認済み。これがいいんじゃないか?

これは有名で人気の単焦点のモデルではなく
後継機のズームレンズのタイプです・・・

単焦点がいいけど、
ズームは便利!
買う!
ということで、
相場よりも大分高いティアラズームを入手したのでございました。
出物が少ないので仕方が無いのでございます。
・・・結果、壊れておりましたが。
▶スペック
FUJIFILM TIARA ZOOMは、
1996年12月に発売されたフィルムカメラです。
購入価格は11,000円。
定価は50,000円ということでございます。
高級コンパクト路線のカメラでございますが、
その割に定価はお安めでございます。
使用フィルム | 35mm |
レンズ | SUPER EBC FUJINON ZOOM LENS 28mm/F4.5-56mm/F7.5 |
レンズ構成 | 8群7枚 |
絞り | 4.5-7.5 |
最短撮影距離 | 0.6m |
シャッタースピード | 1-1/500 |
電池 | CR123A |
AF | ○ |
自動巻き上げ | ○ |
パノラマ | x |
この時代のレンズにしては広角28mmスタートでF2.8という明るいレンズ
そして、スーパーEBCフジノン。
レンズは暗いですし寄れないですが、
コーティングはとてもいいレンズを採用しております。
▶デザイン・メカ・インターフェイス

とってもコンパクトでございます。
ちょっと擦り傷が入ってしまっておりますが、
この手のスライドタイプは傷がつきものでございます。
非常にがっちりした作りで高級感があり、
そして軽いです。
35mmのフィルムカメラとしてはとても小さい部類でございますね。
そして、近代的な作りでございまして、
後のFinepixっぽいボタン配置でございます。
とても90年代中頃のカメラとは思えないですね。

ズームといっても2倍ですし暗黒ズームに近い倍率。

ただし、かわいくても写真が撮れなければ何の価値もありません。








CR123Aを使用します。







レバーを下げれば全部開くことができますが、
この間にフィルムを差し込んでいく感じでございます。
まさにAPSフィルムみたいな感じです。
35mmですが。







▶使ってみて(撮影)
基本的には、
フィルムを入れてシャッターを押すぐらいで、
せいぜいズームをするぐらいでしょうか。
ズームレバーはデジカメ風でございます。
マニュアルの操作は一応可能でございますが、
シフトボタンを押しながらズームレバー周りに配置されている該当の機能を選択していじる感じでございます。
露出補正の他にマニュアルフォーカスなんてのもできますが、
あまり利用価値はない感じですね。
ファインダーは一応連動式でございまして、
全体的に動作音はうるさいです。
この動作音故に元気だと思ってフィルムを5本程度通して、
とりあえず1本だけ早く上がったネガをみて驚愕しました。
▶使ってみて(写り)

シャッターが開いておりませんでした。
・・・あとこのネガが4本できると・・・
メルカリの評価は、
「到着しましたー」
ではなく、
「問題ありません!文句ありません!取引完全終了!」
という意味でございますので、
この場合は完全に泣き寝入りとなります。
高い勉強代でございました。

おまえはジャンクの星に生まれてきたんだから、
なれないことをするなってこった。
購入場所 | インターネット |
価格 | 11000円 |
購入年 | 2020年 |
執筆日:2020/02/03
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