
▶デジタルカメラ
エグゼモード
デジタルマイクロスコープ
DMS-130
2011年のexemode福袋に入っていたデジタル顕微鏡。
箱が焼けるほど雑に放置しておりましたが、
いい加減ちょっと使ってみようという気になったようでございます。
▶購入の経緯

exemodeの福袋がよかったという話ですが、
そういえばexemodeってどうなったんだっけ?
YASHICAは別会社がいろいろやり始めたけど、ねえ、aigoは?
中国最大のPC周辺機器メーカーのaigoはー?

KFEだったexemodeは今はインターネット界隈で有名なDTIだな。
TONEモバイルとかの会社だ。
一応exemodeのサイトは生きてるし、2019年の年末の営業情報を載っけてるから期待したけど、
旧会社のフリービットのURLのままだしやる気は明らかにない。

exemodeは我々の心の中に生き続けている。
NHJもVISTAQUESTもビビターも日立のデジカメも。
こちらはデジカメというよりも電子顕微鏡でございます。
便宜上デジカメとして紹介いたしますが、
思い入れも特になく、雑な紹介となることをご了承ください。
といっても、いつものことではありますが。







▶スペック
exemode デジタルマイクロスコープ DMS-130は、
2010年7月に発売された130万画素のマイクロスコープです。
当時の販売価格は7980円
もちろん販売価格はずっと安かったと思いますが、
その半年後の1万円の福袋に入っているというのはどういうことなんでしょうかね。
1台あるとなかなか楽しそうな電子顕微鏡でございます。
正直言うと、子供の頃にこういうのがほしかったです。
本体仕様/TCP1.03a | |
---|---|
センサー | 1/3型 CMOSイメージセンサー |
画素数 | 130万画素 |
映像エンジン | 記載なし |
液晶 | 2.4型TFT液晶 |
絞り | 4-11 |
フォーカス | MF |
ISO感度 | 不明 |
レンズ仕様 | |
---|---|
レンズ銘 | 記載なし |
焦点距離 | 7.45mm |
35mm換算 | 記載なし |
ズーム倍率 | 光学3.5倍/35倍 デジタル:4倍 |
最短撮影距離 | 記載なし |
手ぶれ補正 | x |
基本仕様 | |
---|---|
使用メディア | SD/SDHCカード |
使用電源 | 単三乾電池2本 |
動画撮影 | ○ |
動画性能 | 640×480/30fps |
コーデック方式 | MotionJPEG |
音声記録 | x |
顔認識 | x |
Wi-Fi | x |
GPS | x |
防水 | x |
防塵 | x |
備考 | LED搭載/PC接続対応 |
意外と仕様が載っておりましたが、
130万画素の顕微鏡という扱いでございます。
当然、普通に写真撮影はできませんが、
夢があるガジェットでございます。
▶デザイン・メカ・インターフェイス

コンパクトボディでございます。
一時期電子顕微鏡ブームというのがありましたが、
最近はすごく簡易モデルと高級モデルのみという感じで、
このあたりのものは少ないです。
乾電池で動くという事で持ち運びができるという最大のメリットがあり、
とても軽量でございます。
安っぽいといえば安っぽいですが、
少年少女が雑に扱うことを想定してか、
意外と分厚いプラスチックが採用されていたりとそのあたりは考えられているようです。

なお、エグゼモードの福袋はアウトレット的な意味合いらしく、
最初からこんな状態でございました。

3.5倍から35倍と、
実体顕微鏡としては御の字の性能。

こういうあたりが結構考えられております。

ちょっと前までよく見かけたUSBのMiniB端子が愛おしい。

ただ、テレビにもパソコンにもつながるという、
使う人にはなかなか便利なアイテムです。







▶機能・仕様
電源を入れると5秒程度で撮影完了になります。
液晶は価格帯と時代を考えるとこんなもんというか、
見えるけど不鮮明でございますね。
果たして外で見えたのでしょうか。
UIはこの手のものでは共通のものでございますので、
ビデオが撮れたりWebカメラとして使えたりと多機能でございます。
ボタン配置的に操作はしづらいですが、
一度設定をしてしまえば撮影とデジタルズーム程度しかいじらないのでこんなもんです。
130万画素ではありますが、
補完処理で200万画素相当で記録することも可能です。















▶使ってみて
上記の通り液晶が不鮮明な点。
要のピントがつかみ辛いという事と、外箱では屋外の使用を想定しているのに対し、
正直、外では見辛いと思われます。
さらに、記録に非常に時間がかかるため、
当然静物用ですね。
動く昆虫は不可能ですし、近接撮影になるので外箱のようなスケールでの昆虫撮影は不可能だと思われます。
電池の持ちはよろしくなく、
レンズ内部のほこりが映り込んでしまいますが、
そのあたりはしょうがないと思います。
130万画素ということで、
このあたりの顕微鏡としては普通の画素数でございますが、
写真用ととしてはちょっと物足りないところですね。
ただし、安価な電子顕微鏡で遊ぶという目的がある方にとってはなかなか有能なアイテムだと思います。
ちゃんと写りますから。





■まとめ
購入場所 | インターネット |
価格 | −円 |
購入年 |
2011年 |
執筆日:2020/01/21
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