FUJIFILM FinePix2300
Finepixどれだけ好きなんだよ!ってぐらいFinepixを買ってますねw
仕様上は残念なFinepixなんですけどね。
公開日時:2009年7月15日
追記日時:2015/8/13
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FinePix23000は、2001年3月に発売された211万画素のデジタルカメラです。
購入価格は525円ぐらいです。金銭感覚がおかしいですw
こう、なんというか非常に厚ぼったいのですが、
外見的に色々とつっこみ所満載な感じです。
外見意外にも、211万画素なのに何故2300なのかとか。
一応、お店のPOPには「おもちゃです」って書いてありました。
ちなみに、当時は49800円だったらしいですね。
このカメラ、この世代でこの大きさなのに、
「パンフォーカス」という悲しい仕様。
EX-S20ぐらいの大きさ、挙動だったらパンフォーカスのが有り難いのですが、
そうもいかず・・・・
一応CCDは1/2.7ということで、今となっては画素ピッチが広いので有利なのかもしれませんが、
このレンズの大きさじゃ期待が出来ず。
世代的に128MBのスマメが対応しているのは有り難いのですが、
ISO感度が100固定など、やや使いづらい所もあります。
なお、パンフォーカスでありながらマクロは8cmって本当かよwって仕様でもあります。
F値が4.8と、壊滅的に暗いですね・・・
・デザイン・メカ・インターフェイス
追記:2015/08/13/以下、追加画像
でかくて厚ぼったい。
そして、乾電池4本使うので重い。
デザイン的には「弁当箱」というのが適当かと思います。
正直、あんまりスタイリッシュじゃない。
背面は当時のFinepixシリーズで同じみなボタン配置とデザイン。
特に、AllegrettoM1っぽいですね。
ただ、Finepixでおなじみの巨大モードダイヤルも3つしかコマンドがないこの機種ではいささか勿体ない。
使い勝手的には、一応滑り止めもついてますし、
電源ボタンのスライドスイッチやホールド感を考えると全然悪くないです。
ここのところは流石Finepixって感じ。
そういえば、表面のフラッシュの下の2つの何かは、
ずっとパッシブAF用のセンサかと思ったのですが、
パンフォーカスなんで違いますよね。
フラッシュ調光用のセンサみたいですね。
電池蓋はやっぱり壊しそうで怖い。
生きてることが奇跡ですよ。この世代になると。
・機能・仕様
追記:2015/08/13/以下、追加画像
この機種の致命的な欠点は、
「日本語表示がない」ということでしょうか。
国内モデルなのに、設定できる言語は英語とフランス語。
入門機としては割と使いづらい機種ではないかと思います。
とはいえ、設定できるメニュー自体そんなにありませんし、
まぁ、分かるようなものばかりですので、そこまで気になりません。
初期状態でメニューボタンを押したときに出るメニューは実に3つだけ。
Flash、CONT?、セルフタイマー。
CONTはアイコン的に連写みたいです。
そして、オートモード、マニュアルモードというものが存在し、
それをマニュアルにするとホワイトバランスとか露出補正とか、
おなじみの項目が出てきます。
が、そうするとCONTとセルフタイマーが消えるというよくわからない仕様。
セットアップ項目もファイルサイズとBEEP音、時刻設定、FRAME NO?、言語設定ぐらい。
CONT関係がよく分からない以外は迷うこともないと思います。
起動に4秒、撮影後記録に5秒程度掛かります。
しかし、それ以外の操作に至っては非常に快適。
そこがFinepixですね。
液晶も一応外でも見えるぐらいなものになってます。
・画質・撮影
パンフォーカスということで、
あまり期待はしていませんでしたが、
予想以上のものでした。
●画質
ちょっとピンが甘いような気もするのですが、
色の再現性はまさにFinepix。
緑と青の発色がなかなかです。
青の発色というか、
Finepixは未だに青かぶりするような傾向にあるデジカメなんですけどね。
若干ノイジーだったりもしますが、
個人的には大満足です。
画像
全て無圧縮です。
これだけ撮れれば万々歳ですよ。
ちょっと大きくてちょっと起動、撮影後のラグが長いですが、
それに目をつぶっても相棒として活躍してくれそうな一台です。
その他の写真はこちらにございます。
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