長期レビュー
Essential
Essential PH-1
カメラで遊ぶ・カラー編
EssentialPhoneのカメラ機能は賛否両論。
というよりも、否と、
意外と悪くないよという評価が多いのですが
果たしてどうなのでしょうか。
という、検証というほどでもない感じです。
元記事:Essential PH-1

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■スマホのカメラ機能に関する見解。
EssentialPhoneに限らず、
ここ数年のスマホのカメラ機能の宣伝は、
「一眼レフ並の画質」だの、「一眼レフを超えた」だの、
「もう一眼レフいらないなー」なんてことをよく耳にします。
何を持っての一眼レフ並の画質なのか、
ボケ味なのかはよくわかりませんが、
スマホのカメラ機能が高性能化されているのは素晴らしいと思いますね。
スマホの写真は写真とは認めないとか、
そういう考えの人間ではございません。
スマホもデジカメもフィルムカメラもインターホンのカメラも、
どれも同じカメラであり、写真には代わりがございません。
つまり、
撮れればなんでもいいのでございます。
■この機種についてのおさらい。
コスパに優れた高性能モデル。
究極のシンプル。究極のリファレンスモデルでございます。
ということで、Android端末としては悪くないですが、
そういうリファレンスモデル的な製品は、
カメラ機能は飾りということになりがちです。
そもそも、似たようなコンセプトのNexus7なんて、
背面カメラがなかったぐらいですし。

このスマホ、
モノクロに関しては専用センサーを積んでおりますので良さげですが、
カラーについてはどうなのか、
作例を貼り付けていきます。
■ということで、はじまりです。
今回は、カラーのみで。
なお、まだほとんど撮影はしておりません。
画角はiPhone7Plusよりも広角でございまして、
割と広角なレンズがついておりますね。
なので、風景撮影にはいいですが、
このような食べ物とか小物とかを撮る場合、
いろいろと写り込んでしまう懸念はあります。

なお、
近接のAFは結構アバウトでございます。
このカメラの残念なところは、
ちょっと感度が上がるととたんにボロボロになるということ。
ISO100まではいいのですが、
100を超えた途端に精細感がなくなり、
ノイズが増えて来ます。
他のスマホも基本的にはのっぺりとした感じにはなりますが、
あまりノイズ処理はうまくないようです。
逆に、
低感度で撮る分にはなかなか素晴らしいですね。
上記に書きましたが、
最近のスマートフォンはスマホ上の液晶でパット見きれいに見えるように調整されている感じがあり、
拡大するとのっぺりとしている写真を多く量産しますが、
この機種に関しては、
結構、しっかりと解像しております。
ただ、ISO100以下の場合ですが。
ということで、
空を撮るにはいいですね。
空を撮りたくなってしまうカメラでございますが、
今どきのカメラにしてはちょっとゴースト・フレアはちょっと目立ちますね。
低感度下においては
解像力もあります。
ちょっと発色は独特ですね。
意外としっかりと解像している風景。
ちょっと歪みがありますね。
とりわけ高画質ということではありませんが、
ずっと使っていきたいと思うカメラ機能でございました。
執筆日:2018/09/30
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