EPSON カラリオCP-500
EPSON話題の名機です。
ソフトも沢山ついてきて安いというのが利点だったそうですが、
本体しか手に入りませんでしたw
公開日時:2009年07月08日
追記日時:2015/8/13
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CP-500は、1997年7月に発売された80万画素のデジタルカメラです。
購入価格は525円ぐらいです。
同社のプリンタ、カラリオのブランド名が入っていることから、
プリンタとの連携を視野に入れたカメラだと言うこともあります。
ちなみに当時は89,800円と、かなりリーズナブルに設定されていたカメラみたいですね。
つい先日、EPSONの液晶ディスプレイ事業をソニーに譲渡すると発表しましたが、
EPSONは小型液晶については相当のシェアを持っている会社でした。
ですので、デジカメの液晶も結構手がけていたりしているわけですが、
この液晶モニタ部はエプソン製ではありません。
2インチ低温ポリシリコン液晶という、当時としてはかなりお高い液晶を使っている辺り、
エプソンの本気が伺えます。
更にうれしいCF採用、
そして単三乾電池4本、レンズは広角36mm相当、
最短撮影距離が50cm、マクロは20cmからと、当時としては割と標準的な性能でもあります。
・デザイン・メカ・インターフェイス
追記:2015/08/13/以下、追加画像
とりあえず厚ぼったい。
電池ボックス部の膨らみやデザインが、
フィルムカメラっぽいですねw
インターフェイスは結構良い感じだと思います。
ボタン数が多いですが、当時のオリンパス製カメラ同様、
「1機能1ボタン」という感じですし、
そこまでややこしそうに感じないボタン配置なのも高評価です。
あと、上部にも液晶を配置しているのも所有欲をかき立てていいと思います。
というか背面のデザイン、マルチーズに似てません?
そして、面白いのがレンズバリアー。
ちょっとAllegrettoM1っぽいですが、
このレンズバリアーを回すと、
レンズバリアーが開き、電源が入る仕組みです。
これが凄く面白くて、高評価です。
背面のView/Playbackのレバーも電源を兼ねているわけですが、
AllegrettoM1同様、「レンズバリアーを開けて」ってエラーが出ますw
こういう遊び心満載なのはこの時代のカメラに良くありますよね。
電池のフタは壊れにくそうな構造ですね。
どうでもいいですが、
このデジカメ、この時期には珍しく、
「Made in Korea」みたいですね。
サムスン辺りのOEMなのか、EPSONの韓国工場で作ったかは全く謎ですがw
・機能・仕様
追記:2015/08/13/以下、追加画像
割と遊べる機能がついています。
パノラマ撮影やモノクロ、セピア撮影なんかも可能です。
操作性は正直最悪です。
背面についてるボタンはゴムタイプなので、
何回も押すのに向いていないハズなのに、
かなり押す頻度は高いです。特に時刻設定など。
それに、押しっぱなしでカーソルが加速したり、
一番下に行った時、下を押すと一番上に行ったりという事が無いので、
時刻設定も30分だったら、上ボタンを30回押さなければならないという苦行が。
更に、電池を抜いた瞬間に時刻設定を忘れてしまうのも悲しい。
で、動作ももっさりなのでイライラします。
どこら辺かというと、起動、動作、撮影、保存。
どれを取っても遅いですw
そして、EPSONでは未だにこの機種のドライバを提供してることに驚きですねw
で、このカメラ、実は壊れてます。
一応撮影までは出来るのですが、CFスロットが壊れておりまして、
挿した事は認識し、「フォーマットをするか?」とは聞かれるものの、
OKを押しても、また同じ文字が出てきてしまうという・・・
CFを変えても勿論ダメ。
16MBから512MBまで試したものの、結局ダメでした。
非常に残念なワケですが、幸い、何とかなってます。
ソレについてはまた次回w
その他の写真はこちらにございます。
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