購入価格は980円。
当時の価格は49800円前後です。
2500Zの1年後に発売されたモデルのようで、
位置づけも同じようなただの後継機種ですね。
また、付属ソフトやネットサービスが一体になったPicture The Futureに対応した機種のようですが、
早い話が付属ソフトが同梱しただけなんですけどね。
・カタログスペック
1/2.7型の200万画素CCDで原色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F3.5-F8.7の38-114mmと、
画素数が11万画素落ちて広角側がちょっとだけ明るくなりました。
それでも、相変わらずレンズが暗いですけどね。
液晶は1.8インチのカラー液晶。
マクロは10cm、メディアはスマートメディア(128MB対応)、駆動は単三乾電池2本
電池が2本になった以外は変わらないみたいですね。
液晶の質が相変わらず残念そうですが、やはりマクロ10cmは実用ラインですね。
カタログスペック上は6000枚撮影可能の長時間駆動モデルですが、
それでもこの世代で2本はちょっと不安ですね。
機能としては、動画撮影や新たにPCカメラ機能が付きました。
ビデオ出力機能は相変わらずありませんが、まぁ使わない人は全く使いませんし、
自分も、液晶が壊れたデジカメにしか使いませんw
ただ、エントリークラスでは欲しいところですね。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :外装小キズ
台数 :2台
・デザイン・メカ・インターフェイス
筐体はぐっと小さくなりましたが、
その分奥行きが長くなったような感じですね。
コロコロして可愛いですし、握りやすい
ボタン配置はリファインされてますね。
上部に電源のスライドスイッチが付きました。
ただし、電源を入れる挙動につきましては相変わらず2500Zと同じなので、
モードダイヤルに一体化している方が手順が減っていいかなとも思いますけどね。
ただし、電源を簡単に入れられるという点でのメリットはありますが、
それならレンズバリアと連動すればいいのに。
背面は、ボタンが縦に並ぶようになりましたので、
OKボタンもいくぶんかは良くなりましたが、
場所が場所だけに、押しづらくなってしまいました。
その点は残念です。
気になるのは、フラッシュボタンが無くなったこと。
ボタンが少なくなった分簡単にはなりましたが、操作系が心配です。
底面の電池蓋は相変わらず壊れやすそうな感じですが、
さらに、スマートメディアのスロットまで一緒になってしまってしまったので、
取り扱いには注意が必要ですね。
・機能・仕様
起動が4秒程度と若干早くなり、
モーター音も微妙に小さくなりました。
まだまだうるさいですけどねw
レンズが短くなった分遅さが緩和されましたが、
それでも微妙ですね。
液晶はより暗くなったような気がします。
外で使うのは多少厳しそうな感じです。
ソフトウェアは新Finepixっぽいグラフィカルな感じになりましたが、
このタイプは初期設定値の画質設定が1Mモードになっていたりで、
あんまりいいとは言えません。
また、メニューボタンをおすと、
2500Zでは最初にセンタリングされてる項目がマクロだったのに対し、
この機種ではフラッシュになっております。
なので、頻繁に使用するマクロへのアクセスが遠くなってしまいました。
これは大きなマイナスポイントですね。
上部のモードダイヤルの切り替えもカチカチ感がなくなってしまったという点にかんしても、残念なポイントでした。
挙動は早いわけですが、
記録時間は長め。
バッテリーの持ち時間はどう考えても6000枚は持ちませんw
せいぜい60枚程度が限界ですね。
・画質・撮影
●AF
AFの作動時間が若干早くなりましたが、
基本的なところは2500Zと変わらず、
まずまずの結果を残してくれます。
ただ、広角域でピントが甘めなことがまれにありました。
●画質
相変わらずノイジーですが、
発色は少しだけさっぱりした感じになった感じがします。
それでも、このカメラの写りは素晴らしいです。
とてもエントリーモデルには思えません。
画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
拡大・元データ
拡大・元データ
ダイナミックレンジはそこそこ広いです。
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ズームテスト
拡大・元データ
マクロテスト
その他の写真はこちらにございます。
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